核の核。(72回目の8月9日に)
「山道を通る人に刃物をつきつけて金品を奪うのは簡単だよね。そいつが損して泣いても関係ない。」と言う人がいたら、何と答えるだろう。
「やめろ。そんなことしたら、警察につかまるよ」「思っているほど簡単じゃないよ。ていうか相手の身になってみろよ」と良識ある人なら言うだろう。
賊「そっか。刃物をつきつけて脅すとすぐに捕まっちゃうか。だったらお金持ってる老人だましてお金出させて、あとはさっさと逃げればいいんだな。俺のが足速いし」
と言う人がいたら、何と答えるだろう。
人「ばかだなあ。すぐ捕まるよ。だいいち、人からお金をだましとるなんてできないでしょ?」
賊「そっか。だますってのも大変だよな。でも、うまくやる方法教えてくれる人がいるらしいんだ。その、だましの専門の人のところに行って、言うとおりやれば100万くらいすぐもらえるってきいたんだ」
人「だから、、そういう考えやめろ。金稼ぐのになんで犯罪に走る?」
そんな若者。実はけっこうな数いるらしい。
ほんとに楽しいこと、ほんとにうれしいことを知らない若者。知らないで育った若者。彼らには希望がない。光がない。愛がない。
誰かが悲しい思い、苦しい思いをしても、自分が儲かるならOK。
そんなひどい考えは、ずっと昔からあっただろうけどさ。
100歩譲って賭けマージャンならまだ話は別。参加者4人とも「損するかもしれないけど、他の3人からお金を勝ち取れるかもしれない」って気持ちでゲームに臨んでいるから。
でもマージャンじゃなくて、4人でケンカやって、一番買ったやつが負けたやつからお金持ってくって話を聞いたら「そんなことやっちゃいかん」って言うわなぁ。
以下同じ。
会社が100億儲かるなら、まわりの会社が倒産しても消費者が病気になっても関係ない。それで社長には10億はいるし。
「いやいや、それは無理でしょ?」と言えば
「いやいや3円で作った物を300円で売る方法があるんですよ。まだ法的にもだいじょぶです」って輩が登場する。
「法的にはだいじょぶでも、実際どうなの?身体に悪いんじゃない?」
悪い大人「えぇ。私はこわくていやですね」
こんな会話も世の中にはあるのかな?
自分の国が100兆儲かるならまわりの国がどうなってもいい。その金で住みやすくなれば、国民は喜ぶし、私の財布には100億はいるし。
「それは法で・・??」
「戦争をしない」ってことは国民が決めた法にもとづいて決まってる。
今の日本では。しかし 明日はわからん。
いずれにせよ。誰かが悲しむこと苦しむことがわかっている事で利益をあげて、、それで奪った側は幸せになるんだろうか?
それが本人の望む幸せならあまりにも悲しい。
最後に。
勘違いしちゃいけない。戦争は何十万人の人が死んで、そのまわりの人たちがつらく、悲しい思いをして、ほんの1部の人たちが儲かるように仕掛けられている。それは決して勝った国の話じゃない。
戦争を仕掛けた人たちが儲かる。
国益って何だ?国のためになる?
国民のためにならないのに国のためになる?
なんだそれ?
高校2年のときに聞きまくったレコード。
小5、中2、高2の時期によく聞いていた音楽がその人の青春の音楽として刻まれるなんて話を読んだ。
まぁネットのコラムか何かで誰もがそうなのか?はわからない。
けれど、私個人的に高2に聞いたロックはずっと心の音楽として今でも愛聴しているものが多い。
ちなみに私が高校2年は、今40年ほど前。
今聞いても名盤だと思うので古いロック好きの若い世代にもオススメだけど、、だけど古いw
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1977年から1978年。私が高校2年の時に買って、聴きまくったレコード。
(もちろんアナログw)
①King Crimson「クリムゾンキングの宮殿」(1968)
レコード屋でかかっていた「エピタフ」に衝撃を受けて、翌日購入。この絵はあまりにも有名。
②Led Zeppelin「プレゼンス」(1976)
順番で言うとⅣ、Ⅱ、Ⅲ、Ⅰと聴いたのが中学時代。フィジカルグラフィティを友人宅で聞いて、新譜が出たってことで購入。確か買う前に渋谷氏のラジオでアキレス聞いたような記憶がある。。遠い記憶だけどw
これはうちのバンドだけど、アキレスとともにアユw今でもライブでやることあります。
③Deep Purple「Made in Europe」(1976)
リッチーが抜けて「カムテイストザバンド」に物足りなさを感じていたところだったので購入。
④Kansas「伝承」(1976)
当時のFENのラジオDJ番組(日曜の午後あたり?)のEDテーマとして毎週聞いてた。曲名とアーティストが判明して購入。
こちらはこの夏にやったアコースティックなユニット。カンサスのカバー(ダイジェスト版)
Carry on my wayward son [Kansas cover]
⑤Frank Zappa「万物同サイズの法則」(1975)
何度か買ったレコード店(横浜の相鉄ジョイナスにあった)のレジの店員さんに勇気を持って話しかけた。
「フランクザッパで初めて聴くならどれがいいですか?わかりやすいのがいいんですが・・」その答えがコレだった。すごい答えだったなw確かにわかりやすい方だけど。。
⑥PFM「幻の映像」(1973)
同じレコード屋さんの壁にかかっていた名盤。これも初めて聞いてぶっとんだw
ちなみに邦楽ロックではカルメン・マキ&OZ(Ⅰ、Ⅱ、Ⅲ)と四人囃子(Ⅰ、円盤、Ⅱ、Ⅲ)はほんとによく聞いた。
マキ&OZⅡ(表:帯なし)
マキ&OZⅡ(裏:帯付)
四人囃子は1、円盤、2、3枚目までは趣味だったけど「包」あたりからつまらなくなっていった。
当時のライブは3枚目のプリンテッドゼリー発売当時の渋谷屋根裏で見たのが初めて。うまくてぶっ飛んだw
その後も何度か見たけど、森園氏のいる四人囃子は2002年のフジロックではじめて見た。
フジロックは初めてだった。四人囃子もチャーも出るってことで行った。「あぁライブでネッシーもやるんだ」って妙に感慨深かったなぁ。
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今ではそのレコード屋さんはないし、店員のお兄さんにいたってはまったくもってわからないけど、、感謝感謝です。
振り返ってみると、まさに高校2年の時にはまったアルバムは、いまだに好みだし青春の音楽なんだなぁと思う。
そのうち中2の時のミーハーな奴らも書いてみるかな。。
個性派スタジオor個性派ライブハウス?
先日はリハーサルスタジオについて主に都内のチェーン店を書いた。
今回は特徴ある個性派のスタジオについて。
リハーサルスタジオと言う言葉ができたのは最近で、それまでは音楽練習スタジオもしくはレンタルスタジオだった。とにかく防音室であれば、文句は言えないようなスタジオ。
ギターアンプはヤマハのFシリーズが主流で、レスポールモデル(コピー品)とBOSSのD&S(ディストーション)かビッグマフ(ファズ)。
ベースアンプはアンペグかヤマハ。フュージョンが流行ってきたころに一部ではアコースティックとか置いてあった。ドラムのトップは凹みだらけで、どうにもならないゆるゆるチューニング。バスドラに吸音なんて無かったから、冬はコートをバスドラにつっこんだりしてた。
それでもドラムがドカスカ叩くから、ギターとベースはどんどんでかくなって、キーボードと歌は全然聞こえない(苦笑)
40年前くらい?前に 東急東横線「自由が丘」の踏み切りからすぐのところにアダムズアップル(ディスコではない)というスタジオが出来た。使ってみたら、部屋も機材もよかった。(それでも今のPENTAくらいかな?)
とりあえず機材は新しいし、ギターアンプはミュージックマン(これは良かった!)を使った記憶がある。他のアンプも新しいから?音がよくて、けっこう使った。
いつの間にか閉店しちゃってたけど(泣)
やっぱり駅近でレンタルスタジオを経営するのはかなり大変だ。
大学時代は国立の小さなスタジオをよく使った。そこは楽器のリペアショップの2階がスタジオで、安かった。エフェクターの修理もやってたと思う。でも狭かったなぁ(苦笑)
要するに今もスタジオ経営だけで利益出すのは大変ってことで、現存のレンタルスタジオはいろんな工夫をしてがんばっている。
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それとは別に、バンド練習以外でもけっこう利用されているスタジオもある。
①音楽教室(ギター、ベース、ボイトレ、サックス等)
※単純に講師がスタジオで教える
個人(少人数)レッスンが多数見込めると単純に講師だけでなく、音楽学院が提携しているスタジオもある。
まぁこれはよくあるケース。
②簡易ライブ(セッションなど)を広い部屋で行う。
[下北沢ベイド]
音楽スタジオ|リハーサル & ライブ 高輪台 & 下北沢 スタジオベイド|STUDIO BAYD
よく行く世田谷のセッションパブのオーナーからイベント企画の話が来てうちのバンドが出たことがある。
ふだんは広いリハスタ(44畳)がライブステージにセットされて、PAも照明もつく。何よりスタッフがみなさんテキパキしていて、イベントに出た時にはバンドの転換などの作業も非常にスムーズで驚いた記憶あります。出番が終わった時にエフェクターとアンプをつなぐシールドをクルクルっとまとめて手渡されたのは生まれて初めて!
もちろんPAバランスもいい。(その部屋では24chのマルチ録音もできるしネット配信も可)
音楽だけにこだわらず、お笑いライブ、ワークショップ、DJイベントなどいろんなイベントスペースとして使われている。さらにミニFM局下北FM(毎週木曜の帯番組)もココから発信している。
オープンテラスのようなパラソルと椅子とテーブルがあってそれまたオシャレです。さすが下北w
[Studio24関内]
こちらは横浜文化体育館の向かいにある老舗のスタジオ。私のバンドも何度かライブでお世話になっている。ふだんは広いリハーサルスタジオだけれど、オーナーが企画したライブをこのスタジオでやったり、「聖鬼魔Ⅱセッション」のようなコアなセッション企画もある。
横浜界隈で小さめのライブハウスに出ようと思っているなら、まずはココで相談してみてはいかがだろう?
※それ以外にもピアノ専門の練習スタジオ(ピアノしか置いてない)とか老舗の新宿御苑スタジオとかいろいろと個性のあるスタジオはあるが、このあたりでちょっと話題転換。
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逆もある。つまり小さいライブスペースをリハーサルスタジオのように時間貸しているところ。
赤坂ビレッジ
通常営業はライブ居酒屋で空いている時に貸切でというスタイル。つまり居酒屋なんだけれどドラム、アンプや楽器類が置かれていて、ふだんはお客が使って演奏できる。
私は数年ほど前お酒を飲みに行くことよりギターでセッションしに通っていた時期がある。そこで仲間とバンドも組んだし。
お店の企画?(持込企画?)としては毎月恒例のビートルズセッションもあって、ここで知り合ったビートルズファンたちの交流がSNSでかなり活性化している。
実際、都心にあって、会社帰りのサラリーマンたちがバンド仲間を誘って、メンバーが足りなければ店員さんに手伝ってもらう。そんな気軽さでバンド遊びができるし、お酒も飲める。
で。事前に予約すればレンタルスタジオのように時間貸しをしてくれる。当然ながら部屋はひとつしかないけれど、3000円/hでリハをやるのも悪くない。
ちなみにこの映像は赤坂ビレッジと都内某スタジオとで撮影した。
都内のライブハウスも空いている時(平日の昼間)なら時間貸し(3000円-10000円くらい)しているところはある。
6人以上のバンドやステージングをしっかりやるためのリハ、もしくはビデオ撮影に使うのなら広いスタジオよりいいかと思う。
ところがユーザーはレンタルスタジオを探していてライブハウスの空きを使うことは考えない。逆にライブハウスを探していてバンド練習に使おうとは思わない。
これがネット文化というか、検索文化なんだよなぁ。。
それでも、個性的なお店はある。個性が強ければ(魅力があれば)場所が悪くてもユーザーは見つけて来てくれるように思えるけれど。。どこまで続くか?はわからない。
マニアックなものの専門店の多くはネット文化によって成り立ってきている。
とは言え、それが本当に儲かる商売となれば大手がやってくることも覚悟しなければならない。
できれば大手チェーンにはない魅力で繁盛させて、大手チェーンには真似できないお店として残っていってほしい・・と昭和なオヤジは願う。
だってユニクロとヨーカドーとファーストフードしかない街はつまらないもん。。
最後に馴染みの店をひとつ紹介。
カラオケパブなんだけど、どんな曲を掛けても(キーを変えても)その場でギターとサックスが伴奏に加わって、とってもゴージャズなカラオケにして歌わせてくれるお店が新宿にある。
実際に行って歌ってみるとほんとに驚く(^^)スッゴく楽しい!!
民謡でもヘビメタでも最新のアニソンでも50年代のポップスでも・・どんな曲がカラオケにかかっても、ギターとサックスの生伴奏がそのオケにプラスされる。
最近は大物有名人もポツポツ訪れているので、業界の間でも少しずつ広まってきているようだ。また、海外からのお客さんも増えてきているので、歌舞伎町ならではのカオスな夜を味わえる個性的なお店。
こういう個性的なお店はやっぱり楽しい。
何かお店を探してて、「いやいや、、フツーでいいんですよ」と言っている人たちにも魅力が伝わってくれるといいなぁ。。