昭和の忘れもの。

1960年生まれの青ん坊語り。

金髪美人さんがいて・・・。

天気もよかったので車に乗らず駅までのバスにツマさんと乗った。
乗り合わせた外国人女性2人組。

 

大きめの荷物を抱えた美人親子?らしい感じ。
(金髪の女性:20代と50代?)

で若い女性の方が抱えている大きな荷物が、、見たことない形。


私「あれ楽器かな?見たことないケースだけど・・・」
ツマさん「うん、見たことないけど。なんだろね?」

なんか平べったい琵琶のような?サムアップみたいな形?

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なんて会話をしていたら女性二人の会話が聞こえてきた。

「#$%&」「******」
私「英語じゃないね。全然わからないや」
ツマさん「そうだね。でもアレ楽器かなぁ?」


私「大きな修正テープだったりしてw道路に白線書くのが簡単ねーみたいなw」

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ツマさん「そんなわけないでしょ!」
私「ただ、楽器は普通ボディの真ん中からネックが伸びてるものだから、楽器じゃないかもね。」あー美人で若くて外国人さんじゃなかったら、楽器なのか何なのかお話したい・・・」


なんて話しているうちにツマさんがスマホで探しはじめた。

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そして見つけた画像がこれ。

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(あーこれだ!ドンズバ!)

 

楽器の名前は「バンドゥーラウクライナの民族楽器。
50~60弦の竪琴のような?

検索するとその演奏家の写真が出てきた。

あ、、て言うか、、この画像の女性ご本人が目の前に(@@;

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結局カテリーナさんには話しかけられないまま私たちは目的地へ向かったのだけれど・・・。


「今のネットってすごいね。。まったく知らない楽器とか、演奏家とかすぐに出てきてしまう!!ちょっと怖いくらい・・・」なんてことを夫婦で話した休日でした。

 

何もお話はできませんでしたが、カテリーナさんの歌と演奏はこちら。

その歌声とバンドゥーラの音色に心が洗われます。


花は咲く by Kateryna(カテリーナ)


いくつか動画を見てわかったのですが、日本語とても上手な方でしたw
(やっぱり話しかければ・・)

 

とは言ってもウクライナについて知ってる事って【キエフの大門】と【サッカーのシェフチェンコ】と【チェルノブイリ】くらいしか知らない、、汗)

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※実はこのカテリーナさんはチェルノブイリ原発事故の時、生まれて間もなくて、そこから離れる生活を余儀なくされた方でした。

 

美しいHPはこちら。

www.kateryna-music.jp

「世界の料理ショー」と「奥様は魔女」

1960年生まれの私の中にある素養、とりわけ洋楽好きな自分の素養について考えてみた。

 

この10年くらい、つまりオレがギターを本気で練習し始めてから思うのは「素養」ね。
「土壌」と言ってもいい。

 

たぶんその人が、母のおなかの中に居たときから始まって生まれ育った環境で、培われたものと言うか、主に思春期までに吸収してきた多くのすばらしいもの。

 

人によってはクラシック音楽をたくさん聞いて育ったこと
人によっては推理小説をたくさん読んできたこと
人によってはたくさんの大人たちの言葉を聞いてきたこと
人によっては、親兄弟のとてもとても深い愛にふれてきたこと
人によっては・・・。

いろいろあるけど、、 10代までのテレビの影響は大きい。

 

子どもの頃に好きだった番組を思い出すと。

 

サンダーバード

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スティングレーとか、キャプテンスカーレットとかも好きだったけどねw

 

奥様は魔女

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こちらはオープニングアニメ。

ドラマは実写ですね。

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「うるさいわねぇ、もう一度カエルになってなさい!えいっ」

「ママ!やめて、、ダーリンを元の人間に戻してちょうだい!!」

このママさいこーなんだわ!!

 

 

世界の料理ショー

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料理をしながら話す軽妙な会話はほとんどが料理と関係無い話。そして広川太一郎さんの語り口!

「おーいスティーブ!あの店にいたグラマーちゃんはデートに誘ったのかい?大きな熊のペット飼ってる美人ちゃんだよ、まさかあれがダンナさんだったりなんかしちゃったりして~♪」みたいなw

 

 

チキチキマシン猛レース(ブラック魔王と言った方がわかりやすいかな?)

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アランドロンの声の野沢那智さんの軽妙なセリフは今でも耳に残っています!

 

日本のアニメでは

マッハGOGOGO!

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もちろんウルトラシリーズとか仮面ライダーなんかも見たけど。そういえば【特撮好き】→ハードロック系に進んでった子は多いのでわ?あははw決め付けすぎ??

 

 

そんなアメリカのドラマとかバラエティが好きだった私が洋楽好きになるのは当たり前だったのかもしれない。

 

まぁテレビばかりじゃない。

 

【素養】の養は【養分】の養なわけで。

 

他にも

いろんな料理を食べてきたこと。
もしくは、大家族の中で育ったこと
もしくは、とても個性的な(ユニークな)先生に授業を受けたこと

 

などなど大小交えればいろんな場面での出来事がすべて素養になっているんだろう。それを言い始めたらほんとに枚挙にいとまがない。

 

で。

 

感じ方ってのもこの素養によるものが大きいような気がする。

 

ある曲を聞いて「美しい」と感じるのか?甘ったるいと感じるのか?

またブラックジョークを聞いたときにニヤニヤと笑ってしまうのか?眉をしかめてしまうのか?

ブルースを聴いたときにけだるくって聞いてられないと感じるのか?心の奥に沁みてくるなぁ・・と思うのか??

 

インプットが感じ方なら、アウトプットは言動で。

 

いろんな素養によって育まれた人格から出る言動も変わってくる。

 

日常会話の中で

同じセリフを言っているのに、好かれる人もいればその逆もある。


同じメロディを歌っていても、妙に平坦に聞こえる人もいれば、感情込めすぎて暑苦しい人もいる。

 

シモねたを言っても上品な人、マナーがしっかりしていても品の無い人。

 

何かを表現したときににじみ出る素養。

それがそのまま自己表現の礎、土壌となる。

 

文章を書いても、音楽を奏でても、もちろん絵を描いても、大好きな異性を前にしても、出てきてしまうのが素養。

 

ひとつ具体的な例を挙げると

私の古き友人でエレクトーン奏者のMAX鷹野氏は日本人には無い「軽やかさ」「陽気さ」を持っている。


彼が弾くジャズはとても楽しい。そういうセンスもさまざまな彼の素養から来るものだと思う。


よく「黒人じゃないければ、このリズム感は出ない」なんて言葉があるが、あまりに黒人の人たちの素養についておおざっぱすぎて、なんか失礼な感じ?

 

人はいろんな経験、いろんな要素でできあがっていく複雑なものだから、「きれい」なだけ、「激しい」だけのものは飽きてしまって、心に刺さらないんだろうなぁ・・なんて思う。

 

うーん、、まとまらなくなってきたので、いったん終わり。

 

 

 

 

 

縁。

多くの人は多くの人と関わりながら生きていく。
時間は限られているし、出会いも限られている。

色んな人との出会いがあるけれど、
本人に選ぶことなんてほとんどできない。

半世紀以上生きてきて。

本当にたくさんの人に出会い、そしてその縁の多くがうすれていった。
二度と会わないと決めた人もいれば、会えなくなってしまった人もいる。
たまにしか会わないけれど続いている大事な縁もある。

いろんな縁があるけれど。

それぞれの「出会うタイミング」となると、
残念ながら、なかなか自身では決められない。

さらに人生には限りがあり、旬な年齢と言うのもある。

時間が限られているということはまさに残酷なことだ。

仮にビートルズの4人が40代で出会ったとしたらビートルズビートルズの形になっていなかったろうし。

そういう縁を奇跡と呼ぶ人もいれば、運命と呼ぶ人もいる。

うん。縁。

英語のrelaitionとかrelationshipとはだいぶニュアンスが違うよなぁ。。
と思って。

 

「縁」と言う言葉を和英で調べてみた。
単純に「縁」と漢字で和英を検索すると初めにedgeと言う単語が出てきた。

あ、なるほど。

「縁(ふち)」なんだ。一番外側ねw

読み進めていけば英訳の3番目に「えん・えにし(ゆかり)」が出てきて、そこにいろんな例文が書かれていた。

fate(運命)とか、be relate inなんて熟語の例も書かれていた。

でも縁(えにし)は人間(or人間関係)の縁(ふち)なんだ。

日本ではfateもrelationも同じ「縁」でいい。
神様のお導きなんて言葉も「縁」でいい。

あはは。面白い。

そうそう、「えんがわ」なんて場所もある。

大工さんとかだと、えんがわのこと「濡れ縁」って使うんだわ。

あははw いいなぁ。

 

うん、、っと、、向田邦子読みたくなったw