昭和の忘れもの。

1960年生まれの青ん坊語り。

ジャズフェスいろいろ。

昨今いろんな街でジャズフェスが開催されている。特に秋は開催が多い。

 

まぁ日本で代表的なジャズフェスと言えば。仙台。

[定禅寺ストリートジャズフェスティバルin仙台] 

600超えるほどのバンドが公園でも、街中でも演奏してる。そんなフェスを初めて経験したのは数年前の定禅寺ストリートジャズフェスティバル。規模が日本最大級と言われている。まぁすごい!

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実際に行ってみたのは2年前だったけど、とにかくすばらしかった!街並の美しさとその規模の大きさに驚いた。

 

今年も友人が多数出演した。また行きたい。(ってか出たいw)

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仙台では見てる人たちのあたたかさを感じる。

 

みんなジャズフェスを楽しみにしているのがとてもよくわかる。いろんなジャズフェスがあるけれど、だんとつだね。まぁ定禅寺のジャズフェス未見の人は是非一度足を運んでほしい。

 

それから秋じゃなくて真夏に行われているのがすみジャズ。

すみだストリートジャズフェスティバル 

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こちら↓は2013年に初めて参加した。自分のフェスデビューw


GET BACK


2013年はスカイツリーが出来た年で、7月のミーティングではうちのツマさんといっしょに上まで上がった。ちょっとした思い出のある[すみジャズ]。

 

ユニークなステージが多数ある[すみジャズ]だけど、オススメは大黒湯

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営業している銭湯のまさに洗い場で演奏する。お湯がはってあるままの会場で演奏するってすごい。(午後3時頃からフツウに銭湯の営業やってるw)

ここで聞く人は洗い場の、あのイスに座って聞くのがデフォですw

ご想像通り、エコーは最高に気持いいw

 

さらに、このステージを希望するバンドが個性派揃いで楽しい♪

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それと無料周回バスの中でも演奏するという名物ジャズバス。今年はジャズバス超満員の中で演奏させてもらったw 前のブログでも書いたけどw


バスの中で歌ってみた♪すみだジャズ2018

 夫婦+友の3人でバスジャック状態??あははw

 

東京の西側に行くと府中でフェスがある。

JAZZ in FUCHU オフィシャルサイト

JAZZin府中には2014年に参加した。その年の演奏日は台風直撃で、演奏終わったら打上げもできずに解散したなんともほろ苦い思い出。


Sara Smile [Live act] cover song

このバンドで西東京のフェスにも出たなぁ・・。

 

都内のジャズフェスはかなり増えていて、練馬でもやってる。

練馬ジャズ祭

練馬JAZZ祭。練馬の光ヶ丘公園内に複数のステージを設け、合計約40組のバンドが演奏する。

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大きめの公園でやるのは雨さえなければホントに気持いい。出演も個性派がいるみたい。いつか出たいなぁ。。

 
阿佐ヶ谷ジャズストリート

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「阿佐谷のまちをジャズで明るく楽しいまちに」が合言葉らしい。1995年からやっているので歴史もある。

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 特筆ものは教会(会場)でジャズ!これは面白い!

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池袋の駅前はすごい人になる。
池袋ジャズフェスティバル

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ここは会場の数がそれほどないのと、都心のターミナルの駅前中心にやるので、出演するバンドのハードルはけっこう高い。

 アマチュアでも本格派がやっている印象。

※個人的には個性的なアマチュアバンドが好きで、アマチュアに上手さはあまり求めないんだけどw

 

都心近郊ではまず埼玉。

川口ストリートジャズフェスティバル 

今年はこれから。9/15(土)16(日)の二日間。

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正直行ったことないですが、HPを見ると規模が大きくて驚きます。川口というと埼玉の玄関のひとつだから、東京からのアクセスもいい。メイン会場の盛り上がりはすごい!

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それから千葉。

千葉ベイサイドジャズ

千葉のジャズフェスはちょっと赴きが違う。まぁもう少し商業的と言うか。。

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街中だけでなく、船上でのジャズを楽しむジャズクルージングやモノレールでのジャズトレインもある。

 

そして、地元横浜。

jazzpro.jp

私は生まれも育ちも現住所も横浜だけど、この横濱ジャズプロムナードには行ったことがない。昔からチケット代が高い(今年は2日通し券で8000円)ことが何とも行く気になれなかった理由かな??

 

まぁ正直ジャズたいして好きでないのも理由だけど。

 

ジャズが横浜に浸透しているなんて気配は地元でも感じないまま育った。

(今の70代の人くらいまでかなぁ?横浜の音楽=ジャズみたいな感覚)

 

事実、ここ20年振り返っても?横浜は伊勢佐木町の商店街で音楽を盛り上げたあの「ゆず」くらい。。

 

京浜急行横浜駅のジングル(発車などに使われる音:メロディ)は「ブルーライト横浜」だし。。


ご当地駅メロディー 京急横浜駅(下り)「ブルー・ライト・ヨコハマ」

 

昨今のジャズフェスが盛り上がっているのは「無料で楽しむアマチュア市民の音楽祭」だからと思っている。(つまりプロのためじゃない)

 

さらに言っちゃうと、ジャズにあまりこだわっていないから盛り上がってると思う。

 

ファンクとか、R&Bとか、ポップスとか、弾き語りとか、いわゆるジャズじゃない音楽をジャズフェスで演ってて「これジャズじゃねーじゃん!」とか言ってる人も少なからず??いるんだろうね。。(横浜のはけっこうジャズしばり)

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とは言え、最近は横濱ジャズプロムナードの日にストリートでやってるアマチュアバンドの参加が増えてるのは知ってるんだけどね。

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ってことで、、個人的にはあまり興味ないのが地元横浜のジャズ祭り。
今年も行く予定無いし参加申込みもしなかったw

今年は10月6日、7日ですね。

 

 

それより、もう少しフェスのカラーをはっきりさせて、もっともっといろんなタイプの音楽フェスがあってもいいと思う。

 

「第22回ひのアートフェスティバル」開催 - 日野市観光協会

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先日行った東京都日野市のフェスとかこじんまりしててよかった。

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市民のお祭りって感じでファミリー層が多かった。

 


(I can't get no)Satisfaction

こちらはメンバーに初心者がいるとは言え、楽しくやっていた。(友人のバンド)

 

音楽は聞くのも見るのも楽しいけど、やっぱり参加するのが一番楽しい♪

 

すみジャズ名物??第9回すみだストリートジャズフェスティバル2018

第9回すみだストリートジャズフェスティバル2018に参加してきました!

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すみジャズ(通称)は東京界隈では1番大きなアマチュア主体の音楽フェスです。

今回はジャズバス「かいしゅう号」で演奏♪

 

ジャズバスと言うのは、フェス開催中の無料周回バスのことです。

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錦糸町公園~押上(スカイツリー界隈)~錦糸町駅前を回るルートが「かいしゅう号」です。(もう1台「ほくさい号」は両国界隈を通るルート)

 

写真の通り、ふだん都内を走るバス車両の中での演奏です。

※全便の演奏者も事前にタイムテーブルに組込まれています。(突然やるわけではないですw)

 

ジャズバス「かいしゅう号」の日曜14時発の便で演奏してきました。

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もう超満員!うちらの演奏から、、次のバス停まで誰も逃げられずw

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※ギターのネックがぶつかりそうなほどの距離。

 

音楽仲間もたくさん乗込んできてくれてノリノリの40分でした♪

ボーカルのうちのツマさんも遠足のバスガイドさんばりに??みんなを乗せてましたw

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演奏のもようはこちら。


CHOJIN すみだジャズバス「かいしゅう号」2018

 

最後のコールは「もう一周!もう一周!」あははw

 

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仲間といっしょに記念撮影。あー楽しかった♪

 

ジャズバスは第7回2016に出ての2度目です( ^ω^ )

ちゃんとしたステージでやるのとはまた違った楽しさがあります!

京急ジャズトレインとかにも出たいなぁww(あれはプロか。。)

 

※すみジャズのHPはこちら。

 

sumida-jazz.jp

レビュー:志乃ちゃんは自分の名前が言えない

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吃音の女子高生志乃ちゃんと、音痴なギター弾きのカヨちゃん。この2人が出会って、バンドを組むところから話は始まる。

以降若干のネタバレあります。

 

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高校入って間もないころに「友達になって・・」とか「いっしょにバンドやらない?」とか、声かけるって実はけっこう勇気がいるもので。


学校変わって、新しいクラスメートに話しかけるだけでもちょっと勇気がいる。

 

思春期は特に自分のコンプレックスがあって、自分に自信が無いなんてことも当たり前。


ましてや「バンド組んで文化祭に出ようよ」と誘うのは、「小さいけれど大きな賭け」でもある。

 

映画の前半、ふたりの女子高生が音楽を通じて仲良くなっていくシーンがとてもよかった。

 

特に、文化祭を前に夏休みに特訓する場面はとても印象的で、きれいな絵と弾き語りの歌にとても引き込まれた。

 

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シノちゃんは吃音だけど歌だいじょうぶ。その歌声がまっすぐでいい。

 

それから選曲もいい。(狙いバッチリって感じだったけどww)

 

冒頭から思ったのはカヨちゃんのギターがなぜGibsonのJ-45(ヴィンテージ系)なんだろ?と言う所。

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これ、女子高生の初心者が持つギターじゃない。

 

ってことは??
父もしくは兄が弾いてた?

 

なんてことをいろいろと想像しながら鑑賞してた。
(ただ、そういった家族の話はまったく無かったけど)

 

原作のマンガを読むとわかるのかな?
(原作まったく読んでません)

 

ただ、吃音の女子高生の心理がとても幼くて、弱い。


今の10代(20代?)の子たちがこの話(特に後半)に共感するなら、やっぱりうちらの世代の時より、幼いなぁ・・・。と思った。

女子中学生か?小6か?くらいの感じ

 

まぁ後半の展開には、ちょっと入れなかったので、クライマックスは冷めてしまったけれど、それほど悪くはなかった。


それと男子の言動(キャラ?)は、ちょっと無理あって。
「うーん、これは無いなぁ・・」と思いながら見てた。

 

※原作者の実体験が元になっている部分もあるみたいだから、モデルになってる子がいたのかもしれないけど。


後半から気持が入らなかったのも、そのあたりが大きいかな。

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冒頭(とてもいい)~出会い~曲の練習~夏の特訓までが90点だとしたら後半は50点くらいになっちゃったなぁ。(後味がもやもやというか・・・)

 

それでも緑が多くて海が近いロケーションでの女子高生2人はとてもピュアに撮れていてよかったです。

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ただ、登場する大人たちが非常に嫌な大人ばかりで、、もう少しまともな大人も居てくれていいような気もした。

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そのあたり、原作者さんがすてきな大人たちと思春期に出会ってなかったのかなぁ・・とか思ってしまった。(公園で掃除していたおじさんは良かったけどw)

 

クライマックス~ラストは今の子(90年代後半の頃の女子高生?)たちの抱える「心の闇を描いた」とか言われてもなぁ・・・。


とは言え、内側にある自分を外側に出す時の、、思春期の頃の不器用さがなんともよかった。

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こういう繊細な部分をしっかり絵にするのは監督はじめスタッフさんが優秀なんでしょうね。

映像と音楽とってもよかったもの。若い役者さんたちもとてもよかったです。

 


※余談
この日、この映画を観た後に、バンドの練習があったため、、「アコギ持ってこの映画を観るおっさん」になってたのは、こっぱずかしかったww