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昭和の忘れもの。

1960年生まれの青ん坊語り。

後味悪いシンゴジラ。(ネタバレあり)

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ネタバレ要素多々ありますので、まだ見て無い方はぜひ見てから。

 

 

 

冒頭からのカメラワーク、セリフの数々、ひとつの謎の提示。
緊急会議の顔、顔、顔。。そして会議の発言はシニカルでリアル。
ひきこまれました。スピード感が脚本、演出、編集、の力を感じます。

運びがとてもうまいです。

そして、そのまま中盤へ。


ゴジラの登場。損壊する建造物。マンション、川、橋。鉄道。車。逃げまどう人々。。
特撮映像(CG?)の技術もあがって、迫力あります。こわいです。

こんな前半を見たあたりで「この脚本いつ書いたんだ?」という気持ちと「よく、この脚本が映像になったな。(上映されたな)」という気持ちが頭の中に浮かびました。

後半になって冒頭の謎が解けます。そして巨大不明生物のゴジラをどうするのか?そんな流れでクライマックスへ。この映画の終焉を迎えます。

これは誰が見たって津波原発の問題。そこから浮き彫りになる日本のトップのひどさ。
圧巻の2時間でした。

ひとことで言うなら、面白いけど皮肉(ブラックユーモア?)たっぷりで発想が短絡的で下品。
これ暗喩でもなんでもない。

 

作った側の「わかってもらえるでしょ?どぉ?すごい?」と言ってるような顔に
「えげつないね。これじゃパンツ脱いじゃってるでしょ?」と言いたい。

幾つかのレビューで「この場面、オレにはわかったぜ!まさに3.11じゃん」

みたいなこと書いている人には
「あぁ、、ほんとに幼稚なもんしか見てこなかったんだね。。」と同情します。

 

せめて「AKIRA」を読んでくださいな。題材は核だけどさ。
「痛み」をわかる金田がいいんだよ。鉄男のことを駆除しようなんてまったく考えてないし。

 

さらに「無人在来電車爆弾・無人飛行機爆弾」みたいなもん出して
「こうすりゃ人間は犠牲者無しでゴジラだけ傷付けられるじゃん」みたいな。。なんだかドローンに爆薬乗せて突っ込めばいいんだよ、、みたいな。

ゴジラは何もしていないのに。人のエゴ丸出しの姿は勇敢に描かれていて。

(昔の作品に対するリスペクト??は?)って感じです。

あの音楽使ってるとか、要所でわかる人にはニヤリとさせるってのはファンサービスであって、それとリスペクトは別です。

 

なんだか今の若い子の陰湿なイジメのような発想。どこか手を汚さずに相手を傷つけるような戦い。。

 

まぁ原作・脚本・草案?が大人になりたくないアニメの人だっけ?
うーん。。やっぱりどこか発想からして歪んでる。。ただ、役者さんたちはとても熱演していました。「ゴジラを作る」熱を感じました。これは監督?スタッフ?が良かったのかな?

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仮に小中学生~20代の若い世代が見終わって、この映画から何を感じるんだろう?

などなど、、いろいろと考えて、

 

総括すると、、映像、運び方、面白かったけど、
中身、メッセージは、、とっても嫌ぁな感じが残った。

 

私の横で見ていたツマさんは

 

「シンゴジラのシンって、thin(薄っぺら)ってこと?」って言ってたw