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昭和の忘れもの。

1960年生まれの青ん坊語り。

攻殻機動隊 3作品

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 攻殻機動隊 S.A.C. 2nd GIG

役者はそろっている。 映像技術も最高。
音楽・音響もまちがいなし。 前作は大ヒット!

さぞや脚本・監督の神山氏は大変だったろうと思われる。

 

テーマは表向き「難民の独立革命」だが、その実はかなり辛らつで深い。

劇中の言葉を借りれば
キング牧師ガンジーのような革命」をしようとする男の孤独。
素子が死を覚悟して抱擁する場面は涙が止まらなかった。

 

活劇の面白さを要素として考えると

○どれだけ悪役(ライバル)が魅力的か?
○どれだけ大変なことを解決しようとしているか?

そういう意味を含めて頭脳戦・心理戦・肉弾戦ともに見ごたえがあった。

 

印象的だったのは
・素子がまんまといっぱい食わされてしまう場面。
・バトーが1対1の肉弾戦でかなわない場面。
・9課の通信が途絶えてしまったときの場面。

クライマックスでは時間を忘れて見入ってしまった。

 

攻殻ファンをうならせる納得の出来栄え。

メンバーひとりひとりにスポットを当てたエピソードはちょっとウェット過ぎる感じもあったが、やはり出来はいい。
そんな意味も含めて、できればダイジェスト版でなく全編通して見なおしたい。


攻殻機動隊 STAND ALONE COMPLEX The Laughing Man 

TVシリーズはすでに観てたものの改めてこのDVDで「笑い男事件」を見てみると全容がよくわかりとても楽しめた。

一度観ただけでは作者の細やかな演出等が100%わからなかった私だが、こうして編集して見せてくれるととてもわかりやすい。

特にタチコマの進化に関するくだりは興味深い。そこにもう少し時間を割いてくれたなら(TVシリーズでは十分割いているのだが)120点。

なんと言ってもこの作品のよさは脚本の妙。

最後のアオイのセリフ「野球が下手ですから」には思わずにんまり。。

近年の映画・アニメ・マンガにあっては頭二つくらい飛びぬけている感がある。


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攻殻機動隊  Solid State Society

少し成長したトグサを中心に描かれていく本作。

いつものように練られた脚本。
テーマも重く、ラストの落ちも重厚。

キング・クリムゾンのアルバムを聞いたときのような印象ですらある。

 

ただ何かが足りない。
それはコチラが“攻殻慣れ”してきてしまったことによるものかもしれない。

 

菅野よう子氏のBGMや効果音がすばらしく、それに助けられているようにも感じられてしまった。前作までは融けていたのに。

タイトルはYMOのSolid State Surviverを文字ったものだが、なかなかシニカルでいい。

個人的にはトグサだけは「人のまんま」でいてほしかったなぁ。


ワンピースのウソップのように?勇気と知恵だけで立ち向かうフツウのヒトであってほしかった気がするのは私だけだろうか。

 

 

 

 

 

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