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昭和の忘れもの。

1960年生まれの青ん坊語り。

え?楽器を通販で買う?!

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ネット通販でギター(ここではギターと書きますがエレキギターエレキベースも含めた楽器の総称とします)が買える時代がきました。
大手楽器店の販売サイトには数多くのギターの情報があります。アンプまで含めたエレキギターの初心者セットもあります。

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「楽器を買うなら通販はやめたほうがいい」理由をいくつかのケースに分けて書きます。(通販業者の方ごめんなさい。あくまでも主観です)


  ① 初めて買おうと思っている入門者の場合

①-1 まずはネックを握ってみる!


中にはネックを握ったこともない、触れたこともない人が買おうと思っているかもしれません。それでも楽器屋さんでネックを握って、ギターを抱えてみてほしい。ネックの形はさまざまです。
同じレスポールタイプのギターでもストラトキャスターでも太いの、細いの、丸いの、薄いのといろいろあります。
それをいくつか握ってみてください。なんとなく・・・よくわからなくても、それでも手にとって、自分にとって、いい感じのものを買いましょう。

 

①-2 話をしてみる


できればギターに詳しい人といっしょに買いに行くといいのですが、それが無理でもまずはお店に行ってみてください。
いろんなギターが並んでいます。色やデザインで気に入ったものをじっと見ていると店員さんから話しかけられます。
「何かお探しですか?」「弾いてみますか?」
そのときに
「今度のアルバイト代が入ったら買おうと思って今探しているんです。まだ弾けないんです」と店員さんに答えてください。そうすれば、押し売りされることはまずありません。もちろんそう言ってからでも試奏はできますから。

 

①-3 いろいろ試す。

 


できればいくつかの楽器屋の店員さんと話してみてください。
話しやすい人、やけに売る気ばかり目立つ人、とても詳しく親身になってくれる人、ちょっと馬鹿にしているような人・・・。いろんな人がいます。
いやな感じだったら「来月バイト代が入るのでまた来ます」と言って帰ればいいのです。
大事なのは店員さんに「今は買えない」と伝えること。(実際にはお金があったとしても)

おおげさでも何でもなく、あなたが買うギターを売る店員さんは、あなたのギターの最初の相談役となる人です。自分にとって感じのいい店員さんであれば、買ってからの相談にも乗ってくれる人となるのです。

 

次のギター、もしくはギター関連のもの、アンプやエフェクターについてのいろんな知識を教えてくれる人なのです。多少は知識が偏っているかもしれません。でも、そういうコミュニケーションをとりながら、だんだんと覚えていくことが山ほどあります。
それらはネットの知識とはちがった生の情報です。
ネットで読んだんですけど、どうなんですか?」と聞いたときにすぐに答えてくれるリアルの人なのです。
「弦が切れてしまった!教わったとおりに張り替えようとしてもうまくできない」そんなときに電話でもお店でも無料で教えてくれる先生であり先輩なのです。
ネックが反ってきたら、治してもらうのもその店に相談することからスタートすればいいのです。

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 ② 2本目のギターを買おうと思っている場合

 

②-1 買い替えどきっていつ?

 
自分の音楽の好み、嗜好性もハッキリしてくると、次のギターが欲しくなるでしょう。欲しくなるまではそのギターで練習してください。
欲が出てきてから次のことを考えればいいので、「1年経ったら」とか、「ライブハウスに出るなら」とか、人から聞いた変な理由で?無理に買い換える必要はありません。

 

②-2 2本目のギターはステージ(人前)で弾くことを前提に。

 
この2本目のギターは、一生の付き合いになるかもしれないギターです。あなたの成長を見守るパートナーでもあります。
これこそ慎重に選んでほしいのです。価格的にも数万円から数十万円を超えるものかもしれません。最初に買ったのは「安くてダメ」でも次のギターは違います。(ギター選びもステップアップしてないとね!)

 

②-3 自分のプレイに合ったギター

 
今度は自分が出したい音が出るか?弾きたいプレーに合っているか?そういう視点で探すことでしょう。
このくらいになると入門者にはわからない、微妙な音のちがい、弾き心地のちがい、性能のちがい、精度のちがいもわかってきます。

単純にあこがれのギタリストの弾いているものに近いものでもかまいません。

(ただし、シグネチャーモデルこそハズレがあるので注意です)
レスポールストラトキャスターテレキャスター、変形ギター、いろんなタイプがあります。
アームを駆使したソロが弾きたいのか、早弾きがしたいのか、太くて甘い音色でメロディアスに弾きたいのか、エフェクターとの相性や、使うアンプなど、さまざまな要素があります。

さらに言うと、持っているギターで周りの人にどんなギタリストなのか?判断されます。ある程度バンド経験、セッション経験のある人ならわかるかと思いますw

 

②-4 動画を信用しないこと

 


実はプロの使う器材はPVではわかりません。なぜならそのギターで録音していない可能性もあるのです。再生機によって音もちがいますし。何より腕が違いますw


素人の投稿動画でもわかりません。なぜなら、アンプやエフェクターまですべて同じものをそろえていないからです。(画像と音と別に撮っているものもあります)
実際のギターの音色、弾き心地はやっぱり実際に試してみないとわからないものなのです。


 ③中級者以上の方

 


どこからが中級者かどうかは、明確な境界線がないのですが、自分でギターの良し悪しがわかるのでしたら通販(オークション)で買うのもアリかと思います。
自分の求めるギターが地方の楽器店にある、それも安い!となれば、楽器店に電話をして在庫を確かめるときにだって、いろんな質問もできるでしょう。
「ネックが軽い逆反りです」なんて書いてあったら「12フレットで1弦の高さを2.5ミリに調整してもらってもビビリませんか?」なんて訊くこともできるでしょう。
中古でもオークションでも本人の納得いくまで確認して、後は覚悟を決めて買えばいいと思います。

ただ、私にはできませんけれどw (ハズレくじ引きたくないので)

 

仮にもし私が通販もやっている楽器屋(店鋪のある)の店員だとして。
初心者向けの同じメーカー、同じ価格のサンバーストのストラトモデルが3本あったとして、通販で購入希望の人には、一番色味のよくない(杢目や塗装がちょっと雑な?or左右色味のバランスが悪いような?)ものを送ります。

それを店鋪に置いといたら、最後まで売れ残りそうな奴を。いちいち音色の確認まではしませんからアタリハズレは本当の意味ではわかりませんけど、見た目のいい出来のものは店鋪で一番最初に売れるからです。

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※最後に。

 「近くに楽器店がない」ので通販で買おうと思っている初心者の方へ

電車とバスで片道1時間半くらいまでなら、実際に時間と交通費をかけてでも現物を見に行ったほうがいいです。そのくらいの情熱がないなら、あきらめたほうがいいです。

私は横浜の不便なところに住んでいますが、ギターを探しているときは御茶ノ水まで片道1時間半かけて見にいきます。


ネットで在庫を確認することはありますが、そのまま通販で買うことはしません。


実際に行って弾いてみて30秒で幻滅したことはたくさんあります。そういう経験をしているからこそ、こうして書いているのです。

ギターは価格が高くてもハズレはあります。好みもあります。
「このギターのネックは少し太めですが、ソロを弾くにはとてもいい太さです」なんて書かれていて、実際にネックを握った途端に無理だと思ったギターもあります。

 

色もパソコンの画像ではよくわかりません。音色はましてわかりません。弾き心地なんてまったくわかりません。
私が試して30秒で幻滅したギターも、別の人なら「コレだ!」と思って買われているかもしれません。

同じ材質、同じ工場で作られた同じ型のギターでも違います。【高い=良いもの】と言う原則で言えば、【高い=ハズレの確率が少ない】ということです。【逆に安い=当たりの確率が少ない】というのもありえます。でも中にはあるんですw だから7万円のコピーモデルでも、プロが気に入って使っているものもあります。(カスタマイズしてるケースが多いけど)

 

通販でエレキギターを買うリスクが判っていただけたらうれしいです。

それでも通販でギター買いたい場合は①オークションは避ける楽器店として営業しているお店の通販サイトを選ぶ この2つは守ってほしいなぁと思います。