昭和の忘れもの。

1960年生まれの青ん坊語り。

楽しいカバーバンド

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[http://blog.hatena.ne.jp/-/odai/6653586347156756877:title=お題「好きなバンド」

 私が好きな人気バンドの話ではなくてyoutubeで見つけたカバーバンドの話です。

 

70~80年代あたりではアイドル歌手も持ち歌が少ないと、コンサートで洋楽のヒット曲のコピー(カバー)をやったり、その歌詞だけ日本語訳にして歌うなんてことも多かったんですね。

 
最近ではトリビュートバンド、カバーバンドと言うのが増えてきました。

どうちがうのか紛らわしいので、私的な解釈ですがカテゴリー分けをしてみました。

 

コピーバンド

いろんなバンドのコピー曲を演奏するバンド。
※例えばワンオクの曲を2曲、バンプオブチキンを2曲、いきものがかりの曲を1曲をひとつのバンドが楽曲をコピーして演奏するようなバンド。基本的にオリジナル曲の再現をするので、各パートとも完全コピーをめざしてやる。
まぁ学園祭なんかで生演奏でやると、もりあがる感じ。

 

トリビュートバンド
ひとつのバンドに限って(なりきって)コピー曲を演奏するバンド。
衣装や楽器も本人たちが使っているようなもので大好きなバンドの再現をライブでやる。
例えばKISSのトリビュート。ははーん!って感じでしょう?コスプレさながらの衣装+顔のメイクでやったりする。これは基本的に元のバンドのファンの集いみたいになるので、ウケます。

ちょっとマニアックなバンドのトリビュートで演奏能力が高いとなるとyoutubeやニコ動だけでファンがついてライブハウスも人気が出たなんて話は珍しくない。


KISSES, kiss female tribute band

 KISSのトリビュートバンドはおそらくいろんな国にありますね!

カバーバンド
これは最初のコピーバンドのカテに近いけれど、完全コピーを目指すわけではない。
逆にアレンジをして曲調を変えたり、途中でアドリブ演奏があったり、イントロがまったく違う感じだったり、歌い方も変えてみたり。。オリジナル曲ではなくて、誰かの曲を演奏するバンドです。


Video Killed the Radio Star by The Wrong Trousers

「ラジオスターの悲劇」のカバーです。楽しそうです!


ビートルズの曲をジャズにアレンジしてやるとか、ツェッペリンの曲をレゲエにしたりとか。。そういうプロもいます。

それが演奏者の個性(技量)とうまくマッチしていると「センスのいいアレンジ」と評価されて人気が出ることもあります。中には「原曲を越えた!」なんてほめられるものもあって、最終的には自分達の個性を押し出すことがカバーバンドの目的です。


"September" - Earth, Wind & Fire (Cover by The Covers) #23

この男女のユニットはすごい数の名カバーをyoutubeにアップしています。

何より楽しそうですw

 


J Rabbit - All you need is love (Cover)

これは韓国の女性がビートルズの名曲をとてもセンスよくカバーしています。

 

プロの世界でも昔のヒット曲をカバーして、ヒットした例もありますね

集客できる人気のアマチュアバンド上位カテゴリー

ちなみに。
今のライブハウスでお客さんがいっぱい入るのは
①アニソンのバンド
②トリビュートバンド
③実力派のカバーバンド

ざっくりですが、これが現状のようです。良いオリジナル曲を作ってもなかなかお客さんは入らないようです。


別の言い方をすれば、初めて聞いた人がその場で感動する(or大好きになる)曲を提供できるバンド(ソロシンガーでも)は、とっくにプロになってるわけですね。

 

こんな話を書いているのは、私もアマチュアですが、自分のバンドはカバーバンドです。


見に来てくれるお客さんはほとんどが知人で、その人たちがもし友人を連れてきてくれても有名な曲をやるから基本的には楽しめるようにと思ってカバー曲をやっています。


美術館で会った人だろ (P-model cover)

曲のアレンジをして、原曲のイメージとはほど遠いものをやっていますが、(ある意味それがオリジナリティ?)歌のサビでお客さんが口づさんでくれることもあります。

 

youtubeでは世界中の人がいろんな曲をカバーしています。
カラオケ文化の日本では「歌ってみた動画」が多いですが、海外になると自分たちで独自のアレンジを加えた優秀なカバー曲がけっこうあります。

 

著作権が気になる人もいるかもしれませんが、youtubeに動画をアップしている場合はカバー曲が再生されると動画の主と著作者にそれぞれ広告収入が分配されるしくみを合法的に作っていますので安心して他人の曲でもアップロードできます。

※CDやDVDなどは権利関係を問われますので勝手にカバー曲を自主制作でリリースして売ることはできません。(無料配布でもNG)

 

私は自分の好きな曲、好きなアーティストのカバーを探すのも好きです。検索で有名なバンド名の後ろにcoverと付け加えて検索すればいろんなカバー曲の動画が出てきます。

特に楽しい動画を探すのが好きです。


Circe Link & Christian Nesmith - Hello Goodbye (Beatles)