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昭和の忘れもの。

1960年生まれの青ん坊語り。

17の頃。

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今週のお題「恋バナ」

 

恋バナという題なので。

今から40年前。76年の頃の話。

※以前に某サイトにアップしたものの再掲です。

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高校生活にも慣れてきて夏に片思い。

なんとか文化祭のバンドでエエカッコして少しは気を引きたかったものの。。そのコには見に来てもらえずじまい。それでもバンドは楽しくて文化祭が終わってもギターと歌の毎日だった。

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※高校1年のときに買ったグレコのレスポールモデル/タバコサンバースト

(画像はネットから)

 

私のいた高校は通学路の一部が川沿いのサイクリングコースで。
その川には冬になると白鷺が訪れるという、とてものどかな高校でした。

 

あこがれの彼女にはカレがいると知って、正面から当たってもいないのに砕け散った初恋のかけらはその川に流した。 寒い冬が終わり、やっと春。

 

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 ※画像は埼玉のサイクリングコースです(ネットより借り物)

 

1976年4月

高校二年。クラス替え。新しいクラスはとても活気があった。
なにより男女の仲がいい。当然?何組もカップルが誕生。


休み時間。みんなカップルでニコニコ話してる!!

まだ付き合う相手がいないコたちはグループデートだなんだと張り切ってます(相乗効果?!)

 

そんなクラスでのある日のこと。いつものように授業が終わって。。掃除当番。
二人一組で机を後ろに運ぼうとすると向かいにいつも同じ顔が!!!

「アレ?(*´・д・)?!」
私の身長が175cm。机をいっしょに運ぶ女のコは148cm。。
「ィヨッ!!(*^ー^*)/ 元気だしてこッ?!」

いくら脚が短い私でも歩幅が合わずにドタドタバタバタ!!!!
「一人で運べるからいいよ。。」と言うと
「やだヽ(`Д´)ノ!」 えぇ???

トウセンボ??ちょっと困った(*´・ω・)??

 

背は低いけど。。実は彼女は知る人ぞ知る怖いグループの姉ゴ的存在のコです。
中学時代からカバンはペッタンコ。制服のスカートはくるぶしまで!!?(長っ)


うわさでは中学時代は当時の番長?と付き合ってたらしいツッパリ姉さんなんです。
けっきょく掃除が終わって。その日いっしょに帰ることになってしまった。。。

なんかはずかしい。。二人並んで歩く川沿いのサイクリングコース。。

彼女は話が止まらない!
「今彼女とかいないんでしょ?」
「うん。まぁ。」(ってか知ってるくせに。。)
「バンド見たよ!キャロルとかビートルズとかやってたじゃん!

 私も好きなんだ( ^ω^)」
「ふーん。。」(洋楽聞くんだ。。)
「休みは何やってんの?」「ヒマ?」「ギターばっか弾いてんの?」「通学中に読んでる本はなぁに?」 ・・・。
とまらない。。そして。。
「ねぇねぇ!!今度の日曜にデートしようよ!」
思いっきり積極的です!!マジすか?アネゴ?!
「・・・い、、いいけど・・・(´д`;)・・・」
「やったぁ!!( ^ω^)」
エェ??( ゚д゚)ポカン

(デートって『付き合ってください』とか言った相手とじゃなきゃダメなんじゃないの? )


とは言えそんなに悪い気はしません。

でも好きじゃないのにデートって!??
それは逆に、相手に対して失礼なんじゃないかと。。

「やっぱ・・日曜忙しいから・・やめとくよ・・」と言ってみた。

 

( ゜∀゜)アハハ八八ノヽノヽノ \ / \
「だめだめ!!!男が一度行くって言ったんだから責任もって私とデートしなさい!!」
こぇぇぇぇぇぇぇ!!!(´ д`;)マジスカ?
「う。。わかった。。」
「じゃぁ日曜に山下公園に行こうね!明日細かいこと決めようね!!じゃぁね!バイバァイ!!」(*^o^*)ノシ


と言って駅の前で止まってた、やたら車高の低いマツダのサバンナ(紫色?)に乗っかって帰ってった。

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※画像はネットより。


やっぱコエー(´д`;

 

**********************


さてさて突然のデートになった。

大好きなツェッペリンのレコードをかけてもギターを弾いても頭の中はデート。。
いったい自分は彼女をどう思ってるのか??自問自答してみる毎日。。

①好意をもってくれてるのはウレシイ。
②明るくて楽しい会話は心地イイ!(笑い声はデカイ)
③なにげに頭の回転は速い&自分よりもずっと大人な感じもする。
④コワイかもしんないけどオレにはコワいことはしない。
⑤けっこうカワイイ!!!これが一番なはずなのに。。いつも最後にしてしまう。

 そう。。だけどちょっと好みじゃない。。ってか好みってなんだろ??

 

とは言え、この際せっかくだからデートを思いっきり楽しもうって結論に!(単純!)

 

前日待ち合わせを確認して帰った。何かソワソワしてて落ち着かない。

夜中になってスニーカーとか洗ったりするもんだから翌日はチョット靴が湿っぽい。
そう言えば・・ワインレッドのスリットの入ったタイトスカート持ってるとか言ってたけどそんなんで来られたら、、まるで姉ちゃんと弟くんだよ。。
体はこっちがでっかくてむこうはちっちゃいってのに。。

 

石川町の駅で午前11時に待ち合わせ。

前日バンド仲間にもらったお守りのコンドーム?を財布に入れて。。
なぜかこういうヤツっているw お守りって。。

「まさかの時ってあるからさ」と手渡されて妙にドキドキするも、しっかり持ってく。

 

元町。

(当時はネットでお店を検索なんてできなかったから街に行くまで情報がない)

30分以上早く着いちゃって、まわりの店をチェック。

 

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他県の人にはわからないかもしれないけど、横浜の高校生は元町なんてまず来ない。
実際商店街は女性向けのブティックとか靴屋さんとか・・・ほとんど興味のない店ばかり。 それでも喫茶店はチェックした。

 

待ち合わせ10分前に再び駅に。

川沿いの道を気持ちよさそうに走ってる大きなバイク。
晴れた日曜に二人乗り。ナナハンライダーみたいだ!!カッコいい!

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後ろに乗ってるコの長い髪がフルフェイスのヘルメットからなびいてる。。

キキーッ!と止まった。ヘルメットを脱ぐとなんと彼女ではないか。。( ゚д゚)エェ???!!バイクで来たの??


『わぁ!!かわいいじゃんそのシャツ!!』(・∀・`*)ヘー
シャツをほめられて照れる

(どっちが男だよ!!)
なんて思う間もなく
『早く着いちゃったの?フフッ・・ふぅ・・暑い・・』
ジージャンを脱ぎながら話す彼女。
(早く着いたよ。。思いっきり・・・)
『さっきのバイクの人って先輩かなんか?』
『おっ!!妬いてんの?!ウレシー!(^-^)アニキだよ!アニキ!』
ってかちょっと化粧してて感じがちがう。。さらにオトナな感じ。

 

そして相変わらず圧倒されっぱなし。

 

とにかくタイトスカートじゃなくってカジュアルでよかった。
『あんまり正面からジロジロ見るなよ!惚れるぞ!(^-^;』
うぅ・・勝てない。。

 

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最初はお互いチョット照れてたけど。

それでも喫茶店に入ったらもうしゃべりっぱなし!
もともと話好きな私。彼女は大きな声でわらっていた。

(うん。楽しい!)


学校の外で会った彼女は、そのイメージとはだいぶちがう話をたくさんした。


お兄さんの影響で聞きはじめたビートルズ。中でもジョン・レノンのファン。だけど矢沢のエイちゃんは別格だとか 。
3才から中学までクラシックバレエを続けてたとか。

踊るのが大好きでディスコに行ってもナンパなヤツは大っきらいだとか 。
お母さんは膠原病という病気で長く入院してるとか・・・・。

 

あっと言う間に1時間が過ぎて・・お昼どきになったら混んできた。
氷の解けたグラスに水を入れにくるウエイトレス。
とりあえず喫茶店は出ようと。

ココでちょっとカッコつける私
『ココ・・・おごるよ』実はデート代は男が払うもんだと思ってる青んぼ。
『ダメダメ!割り勘にしよう!』と彼女。
『・・・・・』
『じゃぁね。私の分ココで渡すから、おごったみたいにまとめて払ってよ』
えっ?w( ̄△ ̄;)w今なんて言った??!!

やっぱ大人だ・・( ゚д゚)・・とりあえずオトナな彼女の言うままに。

『お昼どうしよっか・・・』実はノープラン。
『とりあえず公園に行こう』 リードするのは彼女の方だ。

148cmヤンキーでオトナっぽい彼女と175cmのガッチリなのにどっか頼りない青んぼ。
どう見ても似合わない凸凹カップル。

 

********************

 

中華街~元町~山下公園with氷川丸。。港ヨコハマ。
それはあくまでも観光名所と言う外ヅラで。。当時の本牧あたりは地元不良の名産地!
地元の高校生は日暮れとともに帰る。ディスコなんて不良たちのケンカ上等の遊び場だった。

 

さて喫茶店を出た二人は山下公園へ。屋台のホットドッグにコーラを買って並んでベンチに。
正面に広がる海を見ながらのランチです。
このシチュエーション!!いい!

(*゚ー゚)) (゚ー゚*)) オイシイネ!(実際の味はどうだったか・・)


時間を忘れて話をしてるうちに私も彼女のことをすっかり気に入ってました。

 

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山下公園を海に向かって右に歩いていくと氷川丸

氷川丸に乗ってちょっと一休み。

 

その後遊覧船にも乗った。海はいい。風が気持ちイイ。

 

さらに公園の奥へいくと噴水があります。そのあたりは緑が多くて公園の外から見えないようになっています。
実はココは山下公園の禁断の場所なのです。。ひざ枕してるカップルやキスしてるカップルとか男性のヒザに乗って抱き合ってる女性もいます。。

バイ!!!!!話が急にスローになってきた。。それでも不自然にうろたえるのはカッコ悪すぎ・・。
「すわろっ!」彼女が先に空いてるベンチへ。
「ねぇ。。ひとつ聞いていい?」
(なんだよ。今までたくさん聞いてたじゃん)
「まだ、あのコのこと好きなの?」
「さすがにそれはないよ」
「ちゃんとコッチ見て!」
「きっぱりと終わってるって!」
と言った瞬間に彼女の手が私の後頭部にまわってグイッ!!!!!

ミ゚Д゚,,;彡エェ??!!!

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※昼はママとベビーたちの山下公園

 

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※夕方からはカップルたちの山下公園

 

高校生カップルの二人も山下公園の奥の禁断の地に溶け込んでた。


帰り道。 いきなり大人な気分!!気が大きいです!
公園に入るときと違うのは彼女が腕を組んでます。
(*´・∀・)(・∀・`*) 
「アタシにマジで惚れた?」
「そういうのって質問しないとわかんない?だったら離れて歩けよ!!」
「お?男!カッコいい!」


┐(´ー`)┌
      (*^e^*)/   ←身長差はこのくらいw

 

公園を出ると屋台をたたんでるおやじさんにチラっと見られます。
それでも心は  『オヤジ今日はいい日だな!フォ━━━ヽ(゚∀゚)ノ━━━ゥ! 』 ってな感じ。


ところが。。神さまはイジワルで。
駅に向かう途中。
『オーオー!!ガキが仲良くイチャイチャしてるぜ!』ヽ(`Д´)ミテミロヨ!
冷やかされてもシカトです。(彼女はコワイ目で見てたかもしれませんけど)
すたすた歩いてガラの悪い兄さんの前を通り過ぎます。

ダイジョブだったようです。(ホッ)

しかしさらにコワそうなお兄さんが前から2人!!

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※画像は本文と関係ありません


(やっべぇ。。彼女の前でカッコつけたいけどマジでコワい・・ )
距離はどんどん近づいてきます。見ないように見ないように。。目が合わないように。。

 

しかし向こうはかなり彼女の方を見てます!!二人とも彼女をジロジロ見てます。。
『おまえは逃げろ!!』とか言ってオレがケンカすんの??ぶっ飛ばされたら痛そぉ・・・((((;゚Д゚))

 

でも、すでに気持ちはヤンキー姉さんのカレシですから自分だけ逃げるなんて死んでもできない・・・。シナナイケド


どうする?いきなり土下座??!!もう頭の中はフル回転。。そして距離1mまで接近したときに!!

( ´∀`)ノ「あれ?ケースケじゃん!こんなとこで何やってんの?」
( `Д´ )( `Д´ )「先輩こそマジメ坊とデートですか?」
o(`ω´*)o「バーカ!おまえらみたいなワルには興味ないんだよ!」
(*´・д・)(・д・`*)「オレたちワルじゃないっすよ・・」
( ´∀`)ノ「おまえらも早く彼女作れよ!じゃぁな!」

カノジョハ(,,゚Д゚)イッタイナニモノ??


最後までオトナな彼女にお世話になりっぱなしで楽しいデートは終わりました!
その後卒業するまでお付き合いは続きました。

(友達からもらったお守りは使わず帰宅w)