昭和の忘れもの。

1960年生まれの青ん坊語り。

猛毒日記② [元Super Stupidのジャッキー大高] SS加入時&インド滞在日記

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90年代日本の音楽シーンをかけぬけたジャッキー大高。

19才~23才までの日記を本人が語るオーディオブック第2弾を聞いた。

 

Vol.1と比べると、今回は楽曲も場面に応じて数曲含まれていて、とても楽しい作りになっている。(3曲目のちょっとスペインっぽいギターが特にお気に入り!!)

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作りは楽しいけれど中身はけっこう重い。日記の多くは、社会と接することが苦手なナイーブな青年のつぶやきだ。

 

冒頭は若いジャッキーと彼女とのかなり赤裸々な性描写。それが日記を淡々と読む形で語られる。(だから色っぽい語りにはならないけれど:苦笑)

 

そして新しい何かを求めて再度アメリカへ。$2000のマーチン購入。現地でのセッション。


しかし求める“何か”は見つからない。

 


カジノス脱退。彼女の妊娠。新しいバンド「アポロス」。
めまぐるしい環境の変化にともなって自分の内側と本気で向き合う若きジャッキー。

 

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「誰とも会いたくない。ひとりで部屋でずっとギターを弾いてたい。自分の音楽だけを追求していたい」という気持ち。
対して「そんなんじゃダメだ、どんどん自分からアプローチしていかないと。」という気持ち。


ピーターパンから大人になるジャッキーの苦悩。

ダリの生き様を読んでも答えは見つからない。

 

“自分は何なんだ?”“自分はダメだ”そんな自己嫌悪の中、ひたすらギターを練習する。
「練習してきた100分の1しかステージでは弾けないんだ」まさにストイックな日々。


やがて苦悩の青年はひとつの答えを出す。

 

「不器用で頭のよくないオレは全力で弾くんだ!それがオレだ!」

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そして参加するあの伝説のスーパーバンド Super Stupidが始まった!

彼のギタープレイの多様さとエネルギーはこの時すでに、できあがっていたんだと思う。


そしてもうひとつの答え。

 

「自立しなきゃだめだ。」

生活を変えて、父になっていく若きジャッキー。

 

今回2度のインド旅行記があって。

1度目のインド旅行では、ジャッキーの子どもの名前が決まるエピソードがなんとも心あったまる。(え?UFO?!)この話はほんとファン以外の人にも聞いてほしいなぁ・・。

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2度目のインド旅行では彼が学ぶ「人とのやりとり」。

つまらないギャグにつきあうのは拷問だよねwって話。

なかなか教えてくれないシタール教室の話などなど。

 

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※インドの少女がジャッキーの手に描いた

 

【○○の歩き方】なんてガイド本よりも数倍インドがわかる。


3時間を超える作品。ほんと盛りだくさん。 

真剣に自分と向き合うことから成長していくジャッキーの日記は、いつもまっすぐに心の琴線にふれる。

 

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※私はジャッキーの実直さに共鳴するバブル君のくだり、よかったなぁ(^^)

(国境を越えた心の交流というと大げさかなぁ。。でもまた登場してほしいなぁ)

 

んなわけで、続きも楽しみ!!