昭和の忘れもの。

1960年生まれの青ん坊語り。

フロリダ・プロジェクト。タイトルからしてシニカルだぜ。

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禁煙5日目。
やっぱり腹が減るなぁ。。わかっていても。

さて、昨日は仕事早退して病院へ行った。
ちなみに甲状腺腫は悪性ではなく、ホルモンバランスも大丈夫とのことでひと安心。

 

ってことで気も晴れてw

 

夕方5時前に終わったので映画館へ。

 

「フロリダ・プロジェクト」

floridaproject.net

 

世界中から集まるフロリダのディズニーランドのすぐそばのモーテル「マジックキャッスル」で暮らしている母子の話。


万引き家族」とよく比較される社会派の映画。

貧困、格差がテーマ。底辺で生きている人にカメラを当てたドキュメンタリータッチの物語。

 

内容は置いといて(ってか内容がきついんだわ・・)

まぁとにかく娘役がすばらしい。演技が自然。キュート!

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※後ろ姿、、多い気がした。


物語はリアル、リアル、リアル、、と来てのマジカルなラスト。


昭和なオヤジには、「小さな恋のメロディ」のエンディングを彷彿させてくれました。

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劇中、主人公の母親が「だから、貧乏なのよ!」と言われる場面が印象的(きっつー!)でした。

 

でもそっち(説教とか言う方)の感覚がフツウ・・。見ているコッチも「んなことやってねーで、ちゃんと働けよ・・・」とか思ったもん。

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画面は全編カラフルな感じ。いいシーンたくさんありました。監督さすがです。

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個人的には、アメリカの格差社会とか、子どもの教育とか、あまり大きな?意味合いとか考えずに、ニュートラルな心持ちで単純に観てほしい映画だと思います。

 

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どこの国でも貧乏な家庭はあるし。こども目線ゆえの楽しい部分ってのもたくさんあるし。

 

その貧乏(負)の連鎖は、個人では、どうにもならんこと多いけど、でも手のひらに乗るほどの温かさがあれば、人は生きていける、、くらいの話でいいかな?と思う。

 

貧しいながらも楽しい家で育った、昭和なオヤジとして、評価させてもらうなら星3.5くらい。

 

まぁ、たくさん書かれているレビューを読むと、日本のサラリーマン家庭(中流?)で育ったボンとおじょうには、わからんかもなぁ・・・とか思いました。(レビューの感想は要らんかw)


あえて言うなら、この監督、これ撮る前に「万引き家族」見てほしかった・・。