昭和の忘れもの。

1960年生まれの青ん坊語り。

道具が人を操る話

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「弘法は筆を選ばず」なんて言うけど。

ちょっと雑な言い方をすると「道具には人を操る力」があると思う。

 

身近な例で言うと「案内状」ひとつ作る時に何使う?

word文書?エクセル?もしくはMacのアプリで作るのか?スマホのテンプレートをアレンジするのか?

 

これらのアプリにはそれぞれ特性があるから、見る人によっては何(アプリ)で作られたものか?すぐにわかる。

 

もちろんわかったからって何ということでも無い。

 

ところが。。

 

目の前にA4の紙があって、脇に色鉛筆があるとなんとなく絵を描いてしまうし、筆ペンがあれば名前や住所を書きたくなる。中には「御中」なんて練習しちゃう人もいるかもしれない。

 

同じように、ちょっとギター弾ける人にレスポールを渡せばブルースロックのハードロックを弾きたくなる。

335を渡せば渋いブルースやBb13th(コード)や16ビートのカッティングをきざみたくなる。

 

つまり「こういうふうに使うモノ」と脳が覚えている。

 

逆は。。

 

人が道具に使われてしまう。

 

スマホを持つとさしたる目的無くSNSを何往復。

 

銃を持てば撃ちたくなる。

 

兵器を持てば。。