昭和の忘れもの。

1960年生まれの青ん坊語り。

美しい娘と中年男【今のままでいて】

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今のままでいて


登場シーンからあまりにも美しき若きN.キンスキーにハッとさせられて引き込まれてしまいます。


恋愛の最終形が別れか結婚であるならば別れを前提として付き合い始めた女の方が男よりも素敵な様相を呈しますね。 ましてこの話の中では、れっきとした大人の(中年の)男性が「この娘は自分の子どもかもしれない」という疑問(倫理感?)から悩みます。

 

男は悩みますが若き女性は悩みません。(苦笑)


こういう複雑な図式も観ていて面白く、それとなく中年男に感情移入してしまいます。
初めてこの映画を観たときは私は中年になる前で(20代)その後40過ぎてから観てみたのですが、さほど印象は変わりませんでした。ある意味私個人の恋愛感ができあがっていたのかもしれません。

 

性描写では、当時から問題になった?ちょっとアブノーマルな場面もありますが、それこそN.キンスキーとマルチェロだとすんなりと理解(共感?)できました(^^)どこかうらやましいほどの。。

 

話の骨子は「中年男とこれから大人になる若い娘のラブストーリー」ですからフレンチ映画の定番中の定番です。そしてラストのくだり。やっぱりシャレてます。


スクリーンに映し出される女優がきれい。これも映画ならではの魅力のひとつですから、理屈抜きで楽しんでほしいなぁと思います。

 

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