最近のパラリンピックの映像を見ると「義体化」と言う言葉が自分の頭に浮かんできます。
テレビでも2020年の東京開催について、少しずつ露出が増えている。
義足だけ見ても、とても進歩していて、選手の躍動する姿はすばらしい。
中にはオリンピック選手に負けないほどのパラリンピックの選手が存在する話までテレビで見ました。
実際はわかりませんが、その様を見ていると自分の意思がほぼ100%と伝わっているかのように見えます。
義手や義足を実際に使っている方のお話をマスメディアなどのフィルターを通さずに聞いたことはないのですが。。
攻殻機動隊のエピソードの中に「じゃぁその義手で鶴を折れるか?」という場面があります。つまり、精巧さというか、動きの繊細さ。
先日観たブレードランナー2049では3Kの仕事(きつい、汚い、危険)はレプリカントにやらせるという描き方をされていた。
人のやりたくない仕事はロボットにさせる。レプリカントにさせる。そんな社会。すでにその方向に産業は向かっています。
そのレプリカントがAIではなく「人の心」を持った時にどうなるか?というのがブレードランナーの話の根幹にあるわけで。
人形が「人」になる寓話はいろいろあって、このブレードランナーもピノキオ的な要素があります。
↑この女性もブレランの世界では人間ではない。。
話は戻りますが、現代医療の義手、義足、義指・・・とても精巧になった先がちょっと怖いです。
これらの開発には医療研究の名のもとに多額の投資があったはずです。調べてはいませんが。。どこがお金を出してるんでしょう??
危険な作業はどんどんと産業ロボットがこなしている。
AIがどんどん進化して自身で思考、経験に応じた工夫までできるようになる。
ドローンの開発とかも、どこかきな臭いんですね。
こういうの、サイボーグ009に出てきた記憶が。。偵察ロボット。
うーん、、どこまでが道具?
人の役に立つということって何??
3Kを担う産業ロボット、レプリカント、義体化された人たち・・・どんどんと進化して境目が希薄になっていく。
その行きつく先が兵士(兵器)でないことをただただ祈るばかりです。
アルフレッドノーベルが平和を願ったように。