商売はいつも需要が先。
どのくらいの人が欲しがっているのか?
いくらなら買うのか?
商品が売れるかどうか?は、まず先に需要があるか?無いか?
「あー肉が食いたい」と思う人がいれば街に肉バルが登場するし
「あー空から写真が撮りたい」と思う人がいればドローンが登場する。
それが商売。儲かるとわかれば商品を提供する人が登場する。
以前に某SNSで
漫画家の児童ポルノのニュースに対して
「児童ポルノ」の写真を持ってるだけでなぜ重い罪に問われるのか?
と言う知人の問いに
それが儲かるとわかれば児童ポルノの商品を提供するヤツが登場してくるから、そういう犯罪(被害者)が増える
とレスが書かれていた。まったくもってその通りだ。深く納得した。
児童ポルノ(写真や動画など)をネットなどで提供する犯人(組織?)の元には日本であってもFBIがやってくるという話も聞いたことがある。
当たり前の話だけれど、逆に言えば、需要が無い商品は売れない。
売れないなら供給する側も商品を作らない。
先日NHKでやっていた番組。
番組の冒頭では一般の家庭のウェブカメラがハッキングされて、のぞかれている話。
(※そういう悪質な覗きサイトが運営されてる話もあった)
そしてIotのネット環境を(家電などをインターネットで遠隔操作できるもの)乗っ取って、そこからサイバー攻撃をしかける話。
※ネット家電と呼ばれるものはインターネットでつながっている=乗っ取ることができる(PCよりもセキュリティが甘い)
まさか、自分の家のドアホンだの、洗濯機が大手サイトを攻撃してるなんて誰もわからない話だ。
ネット家電などのIot機器を乗っ取るためのMIRAIというウィルスの話も紹介されてた。
そして、どこかのサイトにサイバー攻撃(一斉アクセス等)をしかけてそのサイトのネットの機能停止(サーバーダウン)させることもあるという。
実際にカブドットコムというサイトが被害にあった話が出ていた。
で。それを商売にしている輩もいる。
「1日に○○件のサイバー攻撃をする:○○ドルで請け負います」という仕事がネットで取引されていた。ネットテロ請負人とでも言おうか。。
ハッカーの気持ち(目的)は正直わからないが、世の中にはそういう需要があるということ。そして、それをお金にしている連中がいるということ。
例えは悪いけれど、殺し屋にそれ相応の報酬を出せば、人を殺してくれる。
殺し屋にとってみれば「なぜ殺したいか?」は関係ない。
そこに需要(見合ったお金を払う人が)があれば、仕事を請け負う供給者は登場する。
さらに。。
さすがに、爆弾テロと違ってハッキングで殺人はないと思っていたら。。
コンピュータ制御している最近の医療機器もネットにつながっているから、ハッキングすれば遠隔操作できてしまうとのこと。
もし病院で制御されている医療機器をハッカーが誤動作させてしまったら、そのまま無差別殺人に発展してしまうことになりかねない。入院患者何十人を殺すことも可能な話。
それと自動運転の自動車。これも遠隔操作できてしまう。。
話は戻るが、家の中にウェブカメラの付いたPCが乗っ取られると、そこへ覗き魔がくる。そんな変態野郎のニーズに応えている業者がいる。反吐が出そうな話だ。
うーん、、話は飛躍するけど、戦争だって、それで儲かる需要があるんだった。
こわい。。
とりあえずPCの電源はコンセントから外しとこ。。