昭和の忘れもの。

1960年生まれの青ん坊語り。

「世界の料理ショー」と「奥様は魔女」

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1960年生まれの私の中にある素養、とりわけ洋楽好きな自分の素養について考えてみた。

 

この10年くらい、つまりオレがギターを本気で練習し始めてから思うのは「素養」ね。
「土壌」と言ってもいい。

 

たぶんその人が、母のおなかの中に居たときから始まって生まれ育った環境で、培われたものと言うか、主に思春期までに吸収してきた多くのすばらしいもの。

 

人によってはクラシック音楽をたくさん聞いて育ったこと
人によっては推理小説をたくさん読んできたこと
人によってはたくさんの大人たちの言葉を聞いてきたこと
人によっては、親兄弟のとてもとても深い愛にふれてきたこと
人によっては・・・。

いろいろあるけど、、 10代までのテレビの影響は大きい。

 

子どもの頃に好きだった番組を思い出すと。

 

サンダーバード

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スティングレーとか、キャプテンスカーレットとかも好きだったけどねw

 

奥様は魔女

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こちらはオープニングアニメ。

ドラマは実写ですね。

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「うるさいわねぇ、もう一度カエルになってなさい!えいっ」

「ママ!やめて、、ダーリンを元の人間に戻してちょうだい!!」

このママさいこーなんだわ!!

 

 

世界の料理ショー

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料理をしながら話す軽妙な会話はほとんどが料理と関係無い話。そして広川太一郎さんの語り口!

「おーいスティーブ!あの店にいたグラマーちゃんはデートに誘ったのかい?大きな熊のペット飼ってる美人ちゃんだよ、まさかあれがダンナさんだったりなんかしちゃったりして~♪」みたいなw

 

 

チキチキマシン猛レース(ブラック魔王と言った方がわかりやすいかな?)

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アランドロンの声の野沢那智さんの軽妙なセリフは今でも耳に残っています!

 

日本のアニメでは

マッハGOGOGO!

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もちろんウルトラシリーズとか仮面ライダーなんかも見たけど。そういえば【特撮好き】→ハードロック系に進んでった子は多いのでわ?あははw決め付けすぎ??

 

 

そんなアメリカのドラマとかバラエティが好きだった私が洋楽好きになるのは当たり前だったのかもしれない。

 

まぁテレビばかりじゃない。

 

【素養】の養は【養分】の養なわけで。

 

他にも

いろんな料理を食べてきたこと。
もしくは、大家族の中で育ったこと
もしくは、とても個性的な(ユニークな)先生に授業を受けたこと

 

などなど大小交えればいろんな場面での出来事がすべて素養になっているんだろう。それを言い始めたらほんとに枚挙にいとまがない。

 

で。

 

感じ方ってのもこの素養によるものが大きいような気がする。

 

ある曲を聞いて「美しい」と感じるのか?甘ったるいと感じるのか?

またブラックジョークを聞いたときにニヤニヤと笑ってしまうのか?眉をしかめてしまうのか?

ブルースを聴いたときにけだるくって聞いてられないと感じるのか?心の奥に沁みてくるなぁ・・と思うのか??

 

インプットが感じ方なら、アウトプットは言動で。

 

いろんな素養によって育まれた人格から出る言動も変わってくる。

 

日常会話の中で

同じセリフを言っているのに、好かれる人もいればその逆もある。


同じメロディを歌っていても、妙に平坦に聞こえる人もいれば、感情込めすぎて暑苦しい人もいる。

 

シモねたを言っても上品な人、マナーがしっかりしていても品の無い人。

 

何かを表現したときににじみ出る素養。

それがそのまま自己表現の礎、土壌となる。

 

文章を書いても、音楽を奏でても、もちろん絵を描いても、大好きな異性を前にしても、出てきてしまうのが素養。

 

ひとつ具体的な例を挙げると

私の古き友人でエレクトーン奏者のMAX鷹野氏は日本人には無い「軽やかさ」「陽気さ」を持っている。


彼が弾くジャズはとても楽しい。そういうセンスもさまざまな彼の素養から来るものだと思う。


よく「黒人じゃないければ、このリズム感は出ない」なんて言葉があるが、あまりに黒人の人たちの素養についておおざっぱすぎて、なんか失礼な感じ?

 

人はいろんな経験、いろんな要素でできあがっていく複雑なものだから、「きれい」なだけ、「激しい」だけのものは飽きてしまって、心に刺さらないんだろうなぁ・・なんて思う。

 

うーん、、まとまらなくなってきたので、いったん終わり。