「カメラを止めるな!」笑い、拍手、涙。。
3/8夜に地上波で放映したので、ちょっとブログに書いてもいいかな?という感じになった。
しかしテレビで見るのと映画館で見るのはずいぶん違うなぁ。
以下は見終わった後に書いた感想ブログ。
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ネタバレを避けるために、非常に抽象的な賛辞しか送れないのが残念だ。
(ネタバレ無いのでご安心を。まだの人は、是非観てほしい)
還暦近い私がこれを観終わったときに胸に熱く湧き上がったきた言葉は「情熱は周りの人を動かす」というもの。
映画自体は、100%エンターテインメントであり、コメディであり、ペーソスであり、シニカルな批判も、熱いメッセージも入っている素敵なゾンビ映画だったと思う。
特筆すべきは巧妙な脚本の中にあるパズルがどんどん解けていくカタルシス。
(なるほどね、、じゃなくてそーかー!あははwなるほっど〜ギャハハって笑っちゃう仕掛け)
そして何より、上田監督の持つ、不思議な品格がこの映画の観後感をよくしてくれる。
「下品になりきらない」作風とでも言おうか。。
まぁ、画面はブレアウィッチPJTのような低予算ゾンビ映画だし、ドタバタだし、ナタはぶん回され、血は飛び、さらに・・汚い場面もあるんだけれど。。なんと言うか「臭くなさそう」なところが魅力なのである。
若き才能を発揮して、とても面白い作品を作った上田監督。
どこか大学の映研の傑作を観せられて、世の映画ファンが大喝采した感じだけど、これからが大変。
「上田さん、今度はしっかり予算取りますから、とびきりのエンターテインメントを撮ってください」とオファーが来た時が本当の勝負になりそうです。
M谷さんみたいにならないように祈ってます
もうひと回りスケールアップしてくれ!と期待しています。
勝負はこれからですね!ファイトです!!
しっかしこのメンバー、打上げ愉しかったろうなぁwwだって映画愛に満ちてるもん!
個人的にはビリーワイルダー作品を見直したくなりました!
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ここまで書いて没ブログにしたw
興行収入は20億を超えたそうで、よかったよかった。
日本アカデミー賞の番宣では、「監督、スタッフ、出演者などに収益が分配されたらいいんですけどね。」なんてコメントあったほど。
今回のテレビの地上波放映では副音声で、メインの出演者はじめ監督が撮影裏話を画面の進行に合わせて話してた。
それはかなり面白くて、なんだか劇団の打ち上げとかで飲んでワイワイやってる感じ?
その副音声では、とにかく予算が無かったってこと(撮り直しもできないし。雨でも撮影して、雨の音を消すのにアプリ使ったとか)が聞けて、やっぱり情熱が周りを動かしたんだろうなぁってよーく伝わってきた。
先に書いた文中のビリーワイルダー。
代表作「アパートの鍵貸します」もいいけど、「あなただけこんばんは」とか「情婦」とか本当にいい。なんて思ってたら、上田監督も好きみたい。
ギャグ、コメディじゃなくてペーソスって今は死語なんだろうなぁ。。
古き良き作品の数々をもっともっと多くの人に見て欲しいなぁ、、なんてヒトリゴチりブログになってしまった。