昭和の忘れもの。

1960年生まれの青ん坊語り。

BS笑点ドラマSP「五代目三遊亭圓楽」を観て

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うちのツマさんのススメで観た。

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率直な感想を言うと「元(の人物)を知らない人が見ても面白いかな?」とか

「昭和の頃にはそこかしこにあった粋をわかってほしいな」とか

 

毎度のことながら余計なことが頭の中をぐるぐる回りながらの前半。

 

後半はテレビと落語界のいろんなことに「なるほどね、そうだよね、そんなだったねぇ。。」なんて共感しながら楽しめた。

(もちろん実際とは違った点もあるんでしょうけどね)

 

実在の人物を描く役者さんたちは大変だったと思う。(最初の違和感がけっこう続く人もいた)

 

それでも運びの良さと細かい演出が私にはとても心地よくて、最後まですーっと観ることができた。

 

「実在の人物」をドラマで描くと言うのは難しい。

モノマネ芸人みたいなデフォルメじゃなくても本人に見えるか?がキモ。

後半、5代目圓楽と談志は後半になるにつれそれなりに本人に見えてきたのでよかった。

 

昨年からヒットをしているクイーンの映画もそうだけど観ている最中に、「あ、そこ違うんだよなぁ」と違和感が取れないと入れないからね。

 

笑点にはあまり関わっていない噺家さんたちがもう少し絡んでもよかったような気もするけれど、まぁ笑点が題材なのでそれは仕方ない。

 

春風亭昇太と林家一門が中心の今の「笑点」にはもっともっと頑張ってほしいなぁ。。と言うか歌さんがいなくなってから一度も観てないわw

(観ないで言うな、、とお叱り受けそう。えっと、、ごめんなさい)

 

50代から上の人は賛否分かれるだろうけど、よく出来たいいドラマだったと思う。