「弘法は筆を選ばず」なんて言うけど。
ちょっと雑な言い方をすると「道具には人を操る力」があると思う。
身近な例で言うと「案内状」ひとつ作る時に何使う?
word文書?エクセル?もしくはMacのアプリで作るのか?スマホのテンプレートをアレンジするのか?
これらのアプリにはそれぞれ特性があるから、見る人によっては何(アプリ)で作られたものか?すぐにわかる。
もちろんわかったからって何ということでも無い。
ところが。。
目の前にA4の紙があって、脇に色鉛筆があるとなんとなく絵を描いてしまうし、筆ペンがあれば名前や住所を書きたくなる。中には「御中」なんて練習しちゃう人もいるかもしれない。
同じように、ちょっとギター弾ける人にレスポールを渡せばブルースロックのハードロックを弾きたくなる。
335を渡せば渋いブルースやBb13th(コード)や16ビートのカッティングをきざみたくなる。
つまり「こういうふうに使うモノ」と脳が覚えている。
逆は。。
人が道具に使われてしまう。
銃を持てば撃ちたくなる。
兵器を持てば。。