昭和の忘れもの。

1960年生まれの青ん坊語り。

博士と狂人 Netflixにて鑑賞

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2020年劇場公開の映画を2022年初春の休日に鑑賞。

 

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オックスフォード大英辞典の編纂(へんさん)にまつわる実話に基づいたもの。

数年前に観た「舟を編む」みたいなヤツ?くらいの気持ちで見たが、、だいぶ違った。

 

物語の始まりは狂人と呼ばれる元軍医ウイリアム・C・マイナーが起こす事件から始まる。

 

かたや、アイルランドで貧しい暮らしをしている独学の言語学者マレーがオックスフォード大学の辞書を作る編纂責任者として就任する。

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この二人に共通するものがわからないままストーリーは進む。

(前半途中で、どうやって2人が結びつくんだ??とドキドキしながら見ました)

 

そして出会い。

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この出会いのシーンで涙もろい私はすでに涙腺崩壊。

 

ちょっと興味のある方はぜひ観てほしいので、ネタバレは無しにしておきます。

マイナーと、事件の被害者の遺族(妻と子どもたち)のエピソードもよかった。

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夫を殺された妻イライザを演じるナタリー・ドーマーの目力に吸い込まれます。

 

一部、目をそらしたくなるような残虐な場面も少しありましたが、ヒューマニティあふれる秀作でした。

 

個人的には「本を読んでいる時だけ、追われずにいられる」と言う狂人のマイナーに感情移入してしまって、つらいシーン多かったですが。。

 

しかし男の嫉妬ってのは、いつの時代もどこの国でも嫌なもんだなぁ。。

 

何十年かけて辞書の編纂を成し遂げた史実に基づくお話でした。

 

メル・ギブソンショーン・ペンはじめ、脇役も素晴らしいです。

※監督、脚本もさることながら、美術(とりわけ衣装)よかったなぁ。

 

うーん、、かなり重いですよ、、ずしーんときました。