2016-09-01から1ヶ月間の記事一覧
「エレキギターの音色がどうもしっくりこない。」「もっとカッコいい音が出ないかなぁ。。」 ギターの音色はつねにギタリストの課題となる。 対策はいろいろ考えられる。①ギターを買い換えるのか?②アンプを買い換えるのか?③エフェクターを買うか?④ピック…
ネットで 「オーバードライブ買うならどれがいい?」「マルチエフェクターを買うのに迷っています」こんな質問をよく見ます。エフェクターの製作側の意図というのがあります。「あのギタリストの音色を再現したい!」というような。例えばジェフ・ベックが使…
映画が公開された当時、見逃してしまったものが、ネット配信などで気軽に見られるようになったので、10年前の作品ながら、見逃していた映画のひとつ「地下鉄(メトロ)に乗って」を観た。 冒頭から昭和30年代の丸の内線「新中野」が映ってその映像に驚かされ…
いろんなタイミングでプレゼントをあげる機会ってあるものだけど、 最近は商品券だったり、現金だったりってのもあるようで。 そんな人たち(商品券を渡す側)に話を聞けば 「何を買ったらよろこぶのかわからないから、相手がよろこぶものを買ってほしい」 …
小さいおうち 昭和10年代の若き頃の女中のタツさんを黒木華、そして晩年のタツさんを賠償千恵子がそれぞれ演じた。 現代のタツさんが昔のことを振り返ってノートに自叙伝を書くことでストーリーが進む。そのタツさんの心の機微が場面を追うごとにとてもよく…
ネット通販でギター(ここではギターと書きますがエレキギター、エレキベースも含めた楽器の総称とします)が買える時代がきました。大手楽器店の販売サイトには数多くのギターの情報があります。アンプまで含めたエレキギターの初心者セットもあります。 「楽…
「羊たちの沈黙」と「ハンニバル」 なんと言っても、劇中ジョディ・フォスター演じる新人のFBI捜査官クラリスとアンソニー・ホプキンス演じるレクター博士のやりとりが秀逸。 個人的に何度も観ている名作だけれど、観るごとに知性あふれるレクター博士にほれ…
さてさて、すでに秋です。文化祭でバンドをやる人もいることでしょう。かく言う私もウン十年前の学園祭でバンドをやったのが始まり。今でも月に何度かはセッションに行き、年に何回かはライブをやっています。 で。そんなアマチュアバンドの先輩から見知らぬ…
中学くらいから30代の半ば過ぎくらいまで「お金があればうまくいく」「お金がないからうまくいかない」そんなことをよく考えた。正直平均的な家庭よりは、貧しい家で育った私にはいつもそんなことが頭の片隅から離れていなかったと思う。 お金で幸せは買える…
楽器の聖地とまで言われる街。御茶ノ水。 JR御茶ノ水駅の「御茶ノ水口」改札を出るとすぐに交差点がある。 その交差点に立って、左ナナメ前の通りを見れば楽器店の看板がズラリと並んでいるのがわかる。 イシバシ楽器、クロサワ楽器、島村楽器、ESP(ビッグボ…
の新作を見ようか迷っていたけど、前作2つを観ることに。 「ONCE ダブリンの街角で」 アイルランドの景色は暗い。チェコからの家族の部屋も暗い。それぞれの事情のある二人が音楽を通じて出会い、心を通わせていく。明日に大きな希望は無くとも、小さな光を…
ワイン選び。 先週娘が遊びに来たので、ワインを買いに行った。そこでふと思ったのだが、これだけ根付いてきたワインをみんなはどうやって選んでいるんだろう?私はいつも決まった選び方で買っているのでその選び方をちょっと書いてみようかと。これから飲ん…
リヴィエラを撃て (高村薫著) 読後の“切なく、哀しく、虚しいラスト”は既存の話にはないものがあります。 心に穴が開いた感覚を小説で感じさせられたのはこれが初めてかもしれません。 構成力と脚色の緻密さがドライな世界に色あいを加えて、3時間半くらい…
「何かを始めてみようと思った時に、今の人はどう行動するんだろう?」なんてまたまた、どうでもいいことを考えてた。 例えば「ギターを弾きたい」と思った時①独学で入門書を読んで実践してみる②ギターの弾ける人に教わる③習いに行くまぁ①~③のどれでも続け…
今のままでいて 登場シーンからあまりにも美しき若きN.キンスキーにハッとさせられて引き込まれてしまいます。 恋愛の最終形が別れか結婚であるならば別れを前提として付き合い始めた女の方が男よりも素敵な様相を呈しますね。 ましてこの話の中では、れっき…
エレキギターを買いに楽器屋さんに行くのはいくつになっても楽しいものですね。 最近ではネットでいろいろと情報は得られるものの、やっぱり買う前に試してみたい。 で。勇気を出して「コレ弾いてみたいんですが・・・」と店員さんに言ったものの、、「はい。ど…
攻殻機動隊 S.A.C. 2nd GIG 役者はそろっている。 映像技術も最高。 音楽・音響もまちがいなし。 前作は大ヒット! さぞや脚本・監督の神山氏は大変だったろうと思われる。 テーマは表向き「難民の独立革命」だが、その実はかなり辛らつで深い。 劇中の言葉…
劇場用アニメ「君の名は。」が話題になっていますね。 FBのフレンドのOさんがこの監督の過去の作品について書かれていたので本作を観る前に二つばかり観てみた。 言の葉の庭 冒頭からまずまず映像がきれいで引き込まれる。アニメなのか?と疑うほどの背景に…
スタンリー・キューブリック監督と言えば鬼才とか異色とかいろいろ言われていますが、人(人間たち)が大好きなのはよくわかります。人にいろんな角度から光をあててそのバカさ加減を愛おしく描いているのがキューブリックだと思っています。 ロリータ ヒト…
あっかんべェ一休 とんちで有名な一休和尚の半生記。 彼の出生~禅を学ぶ修行僧時代が上巻で下巻は独り立ちしてから大往生まで。 天才世阿弥の芸に対する苦悩が並列して描かれているのもまたおもしろい。時代の庶民の様相を交えながら描いている力作。 あの…
ビリー・ワイルダーと言えば「アパートの鍵貸します」ですが。。
とんでもない野球。これぞ漫画ならではの世界!80年代にむかって登場したのは 超人野球。プロ野球選手もメジャーリーガーもとうてい、、かなわない。 「アストロ球団」 使った画像はゲームのものだけれど。 要するに「超人」「魔技」のオンパレード。壮絶な…
70年代になると貧しい家庭の主人公がスポーツでがんばって勝っていく姿は、少年たちの生活が豊かになっていくにしたがって指示されなくなってくる。 「ごく普通の少年の、ごく普通の野球漫画」 その中に友情や野球に対する情熱があれば、そこにはドラマがあ…
かの喜劇王チャップリンが無声映画からトーキー、つまりセリフを話すようになったことを自戒の念をこめて「これは映画界の堕落だ」と言ったらしい。 70年代になるとスポ根漫画の野球にもこの「堕落」がやってくる。 その代表格が「巨人の星」である。 貧し…
昭和のスポーツ番組と言えば相撲と野球とプロレスだった。 大人たちだけでなく少年たちはスーパースターの活躍に夢中になった。 少年たちは空き地を見つけては野球をやった。 雨の日は野球盤もやった。三角ベースという路地裏のミニ野球ごっこは全国的に同じ…
1960年私は生まれた。それから数年の間に誰もがテレビに夢中になった。 大宅氏によって”1億総白痴化”と言う言葉が流行ったのが1957年だったそうな。(wikiより) それから早60年近く経ってしまったけれど。私は60年代生まれなので世の中が白痴化の始まりのこ…