昭和の忘れもの。

1960年生まれの青ん坊語り。

フロリダ・プロジェクト。タイトルからしてシニカルだぜ。

禁煙5日目。
やっぱり腹が減るなぁ。。わかっていても。

さて、昨日は仕事早退して病院へ行った。
ちなみに甲状腺腫は悪性ではなく、ホルモンバランスも大丈夫とのことでひと安心。

 

ってことで気も晴れてw

 

夕方5時前に終わったので映画館へ。

 

「フロリダ・プロジェクト」

floridaproject.net

 

世界中から集まるフロリダのディズニーランドのすぐそばのモーテル「マジックキャッスル」で暮らしている母子の話。


万引き家族」とよく比較される社会派の映画。

貧困、格差がテーマ。底辺で生きている人にカメラを当てたドキュメンタリータッチの物語。

 

内容は置いといて(ってか内容がきついんだわ・・)

まぁとにかく娘役がすばらしい。演技が自然。キュート!

f:id:aonbo:20180713122136j:plain

※後ろ姿、、多い気がした。


物語はリアル、リアル、リアル、、と来てのマジカルなラスト。


昭和なオヤジには、「小さな恋のメロディ」のエンディングを彷彿させてくれました。

f:id:aonbo:20180713122727j:plain

 

劇中、主人公の母親が「だから、貧乏なのよ!」と言われる場面が印象的(きっつー!)でした。

 

でもそっち(説教とか言う方)の感覚がフツウ・・。見ているコッチも「んなことやってねーで、ちゃんと働けよ・・・」とか思ったもん。

f:id:aonbo:20180713122607p:plain

画面は全編カラフルな感じ。いいシーンたくさんありました。監督さすがです。

f:id:aonbo:20180713122303j:plain

個人的には、アメリカの格差社会とか、子どもの教育とか、あまり大きな?意味合いとか考えずに、ニュートラルな心持ちで単純に観てほしい映画だと思います。

 

f:id:aonbo:20180713122330j:plain

どこの国でも貧乏な家庭はあるし。こども目線ゆえの楽しい部分ってのもたくさんあるし。

 

その貧乏(負)の連鎖は、個人では、どうにもならんこと多いけど、でも手のひらに乗るほどの温かさがあれば、人は生きていける、、くらいの話でいいかな?と思う。

 

貧しいながらも楽しい家で育った、昭和なオヤジとして、評価させてもらうなら星3.5くらい。

 

まぁ、たくさん書かれているレビューを読むと、日本のサラリーマン家庭(中流?)で育ったボンとおじょうには、わからんかもなぁ・・・とか思いました。(レビューの感想は要らんかw)


あえて言うなら、この監督、これ撮る前に「万引き家族」見てほしかった・・。

 

 

 

 

 

禁煙とダイエット。

実は人生4度目の禁煙をしている。キッカケを話すと長くなるので、その話はまた別の機会にでも。

 

過去の経験から、禁煙をすると太る

 

個人差あるだろうけど、少なくとも私は太る。
まぁ経験者ならご理解いただける人も多いと思う。

 

理由はふたつ。


①「口さびしい」という言葉があるように、タバコを吸っていたタイミングで何かを口にしたいと言う欲求が出てきて、それが間食につながってしまう。
結果として、タバコは止めたけれど、夜遅くスナック菓子を食べる習慣が付いてしまったとか、昼間、ちょっとした時にガムや飴を口にしたりするようになったなんてことはよくある。

 

※なんとなくイライラするからすっごく食べちゃうとかね。それもあるでしょう。


②禁煙すると飯がうまい。食事全般が美味しい。ついつい食べ過ぎてしまう。

だから、前回の禁煙の時に半年で8キロも太ってしまって、あわててタバコを吸ったのに全然もどらなくて苦労した、、という経験をしている。


72キロの体重が80キロとなると、さすがにいろんなところに支障が出る。
服は着れなくなるわ、腰は痛くなるわ、疲れやすくなるわ、挙句の果てに健康診断でいろんな数値がひどいことになる。。

 

数年前に禁煙を断念したのは結局【間食+食べすぎ】による肥満だと思っている。

 

さて、それで今回の禁煙。

 

ダイエットと平行してやってかないとまた体重が増えてしまうので、かなり注意をしながらやっていこうと思う。

 

私のダイエットの基本は「美味しいローカロリー食をお腹いっぱい食べる」こと。

f:id:aonbo:20180709141321j:plain
豆腐、しらたき、卵、きのこ類、海藻類を中心とした和食系。肉も魚も食べるけど、煮るか蒸すか、焼く。

 

炒め物と揚げ物はNG。


これら中心で、ご飯はお茶碗半膳。具沢山の味噌汁。

f:id:aonbo:20180709140450j:plain


まずは半年くらいがんばろう。

酒は元々飲まないので、基本禁酒。スイーツ類も食べない。果物も実は太るので、やめとく。

 

これだけだと、フラフラで力が入らないよーとか、栄養だいじょうぶなんかい?なんてことになるので、プロテインは毎日飲む。

 

で、一番大事な点は「がまんしない」こと。

f:id:aonbo:20180709140849j:plain

 

で。2,3週間もすれば、和食のアレンジにも飽きてくるもので。

 

あぁカレーが食べたい、あーラーメンが食べたい、あーとんかつ食べたい、あー鳥から食べたい、あーケーキ食べたい・・・と思ったら、週末に解禁日を作ってどれかひとつをしっかり食べる。

 

そして翌月曜の夕方に体重計に乗る。もし3週間ダイエットを続けていたなら解禁日の後でも3キロくらいは減ってるもので。


「おー、解禁日に【とんこつチャーシュー麺+餃子】食べたのにダイエットまだまだいけるじゃん!」となる。

f:id:aonbo:20180709143455j:plain


これが、、「やっぱり○○を食べたい。そこはがまんできないからダイエット無理!」とならないようにするコツ。

 

だからケーキを食べようが、カツカレー食べようが、かまわない。だけど、それが3ヶ月に1回なら、半年に1回なら、ちゃんと痩せていくのだ。

 

「次の解禁日には何食べようかなぁ・・」と来週の土曜あたりを楽しみにしてダイエットがんばる。そこから始めるのでいいと思う。

 

 

f:id:aonbo:20180709150631j:plain

※餃子は基本やばい。。

 

 

自分の場合のダイエットはそれ(どこかで解禁日作りながらダイエットを続ける)でうまく行った。なんとか15キロやせたし、リバウンドは無いw

 

まぁ、今回、【禁煙+ダイエット】と平行してやっていくのは、15キロほど落とした45歳の頃よりもきついかもしれない。年齢的にも。

 

それでも半年、1年と習慣付くまでがんばろうと思う。

 

もしかしたら禁煙だって3ヶ月経った頃に解禁日を作るかもしれない。

だけどその1服ゆっくり味わったら、そこで終わらせて、また禁煙がんばっていく。

 

そういう気持でゆったり構えて【禁煙+ダイエット】をやっていこうと思う。

 

f:id:aonbo:20180709144727j:plain

 

1年もしたら、コーヒーが美味しいから、タバコはいらないってなってることを信じて。

 

 

万引き家族 99点!

まずはじめに。大きなネタばれはありません。

 

が、見ていない人にはまったくもってわからない部分あると思います。基本的に観た人向けに書いているので、細かい説明カットしています。結果としてネタバレになっている可能性はありますので、これから観ようと決めてる人はその後に読んでいただいた方がいいと思います。

 

まずは今回のカンヌ映画祭審査員長の言葉。
「大きなテーマはインビジブルピープル(見えない人々)だった」
byケイト・ブランシェット

これはいくつかの作品のテーマに共通のことと言うか、そういう作品が多かったというか。。

 

で、

 

彼女の「万引き家族」への作品評としては
「わたしたちは皆、どれだけ俳優たちの演技と監督のビジョンが『万引き家族』においてかみ合っているかということに、完全に圧倒されたんだと思います。並外れた映画です」

f:id:aonbo:20180625140849j:plain

これは見終わった後に誰もが感じたことだと思います。是枝ワールドすごいです( ^ω^ )

 

【見えない人?】

万引き家族」は社会の闇、、とまでは言わないけれど、社会の光のあたらないダークサイド(影?)の家族(のような共同生活)の話です。

 

映画の中ではいろんな社会的なテーマが盛り込まれています。

 

年金不正受給問題、高齢者の孤独死、学校に通えない子供の教育問題、家庭内暴力育児放棄ギャンブル依存症、雇い止め、労災事故・・・

 

現代日本ではふだん決して表に出てこない人たち。

(マスコミが事件として取り上げて、はじめて表面化される人々)

 

そういうどこにでもいそうでも決してとりあげられない「見えない人々」に光をあてている映画でした。

 

とりわけ児童虐待については悲惨な事件が増加の一方で、最近のニュースでも報じられていたので、そういう話になると(直接暴力シーンは無い)とても痛かったです。

f:id:aonbo:20180625141257j:plain

ただ、題材は社会問題を多く取り上げていますが、是枝監督はその根幹にある「家族」について描いた(問いた)作品だと思いました。

 

場面としては、劇中で出てくる「亜紀の」と、ハツエばあちゃんの(万引き家族の)の違いが印象的でした。(真逆な部分が、そこかしこによく描かれています)

 

亜紀は「(家族って)ふつうお金でつながっている」と言います。

なのに、ハツエの家での暮らしの中にも、バイト先のお客とのやりとりの中にも「それだけではない何か」を感じるナイーブな女子高生でとても印象的でした。

f:id:aonbo:20180625141406j:plain

それは温度。体温。

 

見終わってから、いろいろと頭の中で整理していくと是枝監督の脚本の妙に気づかされることが多々ありました。

 

劇中で多くを語らなくても、言葉の端に、会話をする表情に、しぐさに、なんとたくさんの情報が入っていることでしょう。

 


そしてこの映画のキーは「呼び名」にあるとわかります。

 

「母親」「父ちゃん」「おじちゃん」「妹」「慰謝料」「人のもの」・・・。

 

「社会派」とか「ドキュメンタリータッチ」とかの一言ではとても言い表せない「人と人との関わり」その本質が描かれていると思いました。

 

ラスト近くの(クライマックスとは言いがたい)信代の台詞と表情には涙が止まりませんでした。


安藤さくらさんすごかったです。

f:id:aonbo:20180625141850j:plain

物語のラストでは、リンちゃんの変化に実の母親が少しだけ気づいたことが、かすかな光でしたが・・・。

 

この映画。


寒い冬で始まって、楽しい夏が来て、また寒い冬で終わるんだけど。。

(リンちゃん、春がくるからね!と言いたい!)


それと、もうひとつ。

 

もりこまれたテーマのひとつに「こどもの成長」があります。

 

子ども(思春期も含む)は成長する。

それを周りの大人たちはしっかりと見守ってほしいと。けっして自分を押し付けずに。

f:id:aonbo:20180625142239j:plain

 

 

点数をつけるとしたら、失礼、、つけさせていただくとしたら・・・99点!

 

マイナス1点は、娯楽として楽しむにはあまりに重い(濃いぃ)ので。

 

だけど。

 

私を含めて“ボーっと生きてんじゃねーよ”と怒られてしまう人には、ゼヒ見てほしいなぁ。。

 

間違いなくお勧めです!

 

はぁ・・。思い出すだけで目頭熱くなります。

 

あったかくて切なくて、優しさにあふれているけど甘くない。。

 

是枝監督へ惜しみない拍手を送ります!!そして受賞おめでとうございます!

 

 

※劇中に出てくる「スイミー」の暗喩がいくつもありそうで、(まだ自分の中で、はっきりしていないので)もう一度見たいです。

(やっぱし、おれボーっと生きてるから、怒られちゃうなw)