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昭和の忘れもの。

1960年生まれの青ん坊語り。

楽器屋の歩き方(御茶ノ水)

guitar
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 楽器の聖地とまで言われる街。御茶ノ水

JR御茶ノ水駅の「御茶ノ水口」改札を出るとすぐに交差点がある。

その交差点に立って、左ナナメ前の通りを見れば楽器店の看板がズラリと並んでいるのがわかる。

 

イシバシ楽器、クロサワ楽器、島村楽器、ESP(ビッグボス)をはじめとしてその系列店やメーカー直のお店など。


だいたいビルまるごとひとつの楽器店になっていて1階~3、4階くらいまで、フロアごとに多くのギター/ベース/その他が分けられて売られている。

 

初心者の場合、実際に気になるギターやベースを手にしたところでその良し悪しなんて、皆目わからないかもしれない。
だけど実際に手にしてみることはとっても大事。

抱きかかえたときに
重いのか、軽いのか?
ボディが分厚いのか薄いのか?
ネックが細いのか、太いのか?

型は同じでも「どれもいっしょ」なんてことはない。

(だから通販じゃダメなんだってw)


好みのものをいくつか弾いているうちに「お?!これか?」なんて、ピンとくるものがあるものだ。

同じレスポールタイプでも手に、身体にフィットするもの、なんとなく弾きにくいものが必ずある。
「比較的ひきやすい」でもいい。だけど、何本か弾いてみないと、比較もできない。

 

 楽器店のエレキギターの配置

入り口~入り口近くには入門者向けの安いものが置いてある。
お店の外に並んでいるものもある。

そのあたりの、少し高い位置に置いてあるのはもう少し値段の高い初心者~中級者向け。
壁にかかっているのも5万~8万くらいの中級者向け。

通りに面したショーケースには目玉的な人気商品。

あこがれのギタリストが弾いているモデルとか、デザインが派手で目を弾くようなもの。

奥に行くにしたがって高い商品。
もしくは階を上がっていく(or地下に降りていく)と上級者向けの商品が並ぶ。

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余談だけれど、お茶の水の楽器店はギター以外も充実している
エフェクターのコーナー
・ストラップなどのアクセサリーコーナー
・バンド用のスコア(譜面)などの書籍コーナー
なども多数そろえているところがある。これもまたうれしい。

そして、御茶ノ水の場合、どこの店もまわりの店の価格はだいたい知っている。
(と言うかメーカーからだいたいの価格設定がされている)

だから同じメーカーの同じ仕様のものだと価格に大した差はない。
[セール品][アウトレット品]など「妙に安い」のはこわいので注意。(中古は別)

 


 行く前にしておくこと


すぐ買いたいとか、次の給料が出たら買いたいとか、買う時期は先でも行ってみる価値はある。価値はあるけれど、せっかく行くんだから事前に準備しておきたいことはある。

初めて御茶ノ水に行く人にはどのくらいの数のギターが置いてあるのかも想像できないと思う。ちなみに街で言うと、都内なら御茶ノ水、渋谷、新宿、秋葉原、大久保の順にギターの数は多い気がする。


絞込み。
仮に[予算6万円までのレスポールタイプ]くらいのしぼりこみだと御茶ノ水だけで軽く200本以上ある。
色は何色?ピックアップは?仕様はスタンダード?カスタム?
せめて、一番いいと思うのは黒のスタンダードで、2番目はチェリーサンバーストとか、そのあたりまでは決めて見に行くのがいい。
もちろん、実際に見たら「ゴールドのがいいな」とか「白のカスタムがいい」とかいろいろと変わるかもしれない。そうしたら、それを実際に弾かせてもらうのもいい。

もちろん「自分は絶対クラプトンモデルのストラトを買う」など決まっているのなら話は早い。
しかしクラプトンモデルだけでも御茶ノ水に行けば軽く数十本はある。それを1日で全部弾くのは難しい。

 

事前にネットで検索してみる
御茶ノ水に行くなら、ネットに出ていない掘り出しものを探すんだ。というのもわかるが。
実際お店にあるうちの「売れそうなもの:人気があるもの」はネットに掲載していることが多い。なぜならそのギターがそのまま広告になるからだ。


だからまずは検索してみる。
検索サイトはデジマートか、J-guitarあたりが手っ取り早い。
中にはすでに売れてしまっているものもあるけれど、その類の商品を仕入れているお店ってことに間違いはない。
念のため電話をして在庫の確認をしておけば無駄が省ける。
定番ではないもの(レアカラー、レアな仕様など)を探すなら特にそうしておきたい。

 

ただ、無駄なくお店を見てまわることよりも、「行ってみたら、別のものに興味が出る」ことも買い物の楽しさだと思う。

上記の例で言えば。
①黒のレスポールが欲しくて御茶ノ水に行くことにした。
②調べておいたお店でとりあえず1本弾いてみた。(まぁこんな感じかな?)
③別の楽器店に行って、もう1本弾いてみた。(うーん、これはイマイチかな?)
④で、となりのゴールドのレスポールも弾いてみた。(アレ?これいい!)
⑤弾きやすさ、見た目、結局ゴールドのレスポールを買った。

こういう話はよくあること。実物を見たら、弾いてみたら、がぜんイイものってがある。

(個人的には黒のレスポールスタンダード=ハードロック系、ミニハムのゴールドトップ=ブルースロック系の印象で、持ってみるとゴールドのが地味)

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 ギターは長く付き合う相棒

ギターに限らず楽器のことを「音楽を楽しむパートナーとの出会い」なんて表現する人もいる。

もしも10年、20年、30年経って、あなたがやっぱりギターを弾いていたなら、
「最初に買ったギターがコレでね。もともと買う気はなかったんだ・・・」なんてエピソードをバンド仲間とするのも悪くない。少なくとも若い頃に付き合った相手(元カノor元カレ)の話をされるよりは聞いている側としては楽しい。

そして、何本も何十本もギターを弾いてきた私が伝えたいのは
「あなたがそのギターを選んだのではなくて、そのギターがあなたを選んだ」
ってこと。

これは私を含めて、永くギターを弾いてきた人なら少なからず誰もが持っている実感です。

だから、絞りこみはしていくものの、少~しゆるめな感じで楽器店をまわることをオススメします。

これからの相棒との出会いを楽しみにしながら。