昭和の忘れもの。

1960年生まれの青ん坊語り。

芸術の秋?年中音楽ビデオ編集。

今週のお題「芸術の秋」

 

うぅぅ。ぎっくり腰が痛い秋です。

みなさん体を冷やさないように注意しましょう。。

(ってか年か。。)

 

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この数年ずっとバンドをやっていて。

家庭用ハンディビデオ+ミュージック用ビデオの2台で撮影したものを編集する時間はなんとも言えず楽しい。

 

秋ともなれば、バンドのライブイベントが盛んな季節。

10月も仙台のライブイベントに出てきた。これはリハの時。

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※若作り?

 

ちなみにこのザッパTシャツはこんなところで購入。

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まぁ趣味の買い物はおいといて。また来春はプログレユニットやるので、気がつけば散財w

 

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で。【ライブをやる→撮影する→編集→youtubeへ】

 

これがなんとも楽しい。

2台のカメラで取った音と映像をいろいろ合わせていく作業。

この編集作業は慣れてきたので4分の曲を仕上げるのにだいたい3時間くらい。

imacに付いてくる無料アプリ【imovie】でやっている。

ライブ終わって、6曲編集するとなると一週間は夜ずっと編集w

 

先日のライブイベントの模様


リフ番長~氷の世界

※「リフ番長」ってのはヘンリー・マンシーニの曲から始まって、FGHWとかクイーンとかフォーカスとか、、いろんな曲のリフばっか集めた曲です。どれも古いけどw

 

うちのバンドは対バンさんたちに評判いいみたいで、ライブイベントに出ると他のプレーヤーさんたちが妙によろこんでくれますw

 

今回の仙台ライブイベント「どっと祭」でも対バンさんたちから温かい拍手や掛け声をたくさんいただいた。

あははw うれしいね!(^^;

 

で。今月(11/26)は下北沢のライブイベントに出る予定。

これまた楽しみw

 

そのイベントに声かけてくれた人が世田谷のライブバーIKEDAのマスターで。

 

編集と言えば、その世田谷のライブバーIKEDAの常連さんで集まって作った企画もある。これ、撮影は10回に分けてお店の営業中に。編集だけで30時間以上かかったw でも楽しいねぇ。。


[We are the world USA for Africa] cover

アップして1ヶ月で1000回再生を超えたのは初めてかもw すごい!

この動画が出来たときの話はこちら。

 

aonbo.hatenablog.com

 

 

それからうちのツマさんが参加しているゴスペルのライブ映像も編集している。


Joyful Joyful

おっと、これは昨年の秋かw 早いなぁ・・。

まぁ、、どれも楽しいんだわ(^-^)b

あははw

ブレードランナー2049 正直ガッカリ。(ネタばれ少々)

トピック「ブレードランナー2049」について

極上爆音映画館と言えば立川!

(私はこの映画館初めてでしたがいい音響!まちがいなし)

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今回ブレードランナー2049をツマさんと観てきました。

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映画館内はこんな感じでとても見やすい。シートもゆったり。

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映画の内容は、

 

ひとことで言うなら「愛のない」映画でした。

 

以下詳しい感想です。

 

※注意:少々ネタばれあります。大事なところは書いてないつもりですが。細かな部分も前知識無く観たい方はご遠慮ください。

 

 

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冒頭の映像と運びはとてもよかった。

もちろん音響もバッチリ!

 

「あー、奇跡ね。奇跡。」(いいね、今回のテーマ)

 

みたいな感じで、頭の中でグルグルと3パターンくらいの「奇跡」についての展開を想像しながら進んでいきました。

 

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今回はデッカード(ハリソン・フォード)があの逃避行から30年後の世界。

 

 

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主人公の若い二人もなかなか魅力的! 

 

ところが1時間もすると眠い。

 

話がどこへ行くのかよくわからなくなってきた。

 

さらに後半に向かうと「これはどういうクライマックスになるの?」とか要らぬことばかりが頭の中をかけめぐっていきます。

(ふぁー、、ねもい。脳内整理がしづらい運び)

 

なんてウトウトしながらもがんばって観ていました。

 

ところが、推定していた3パターンと関係ない方へ展開していきます。

ドンドン出口の見えない方向へ。。

(いろんな問題提起はわかったけど、終末で一気に解決してくれるんだろうか?)

観ていて作品に対する不安がつのりますw

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アメリカのソープドラマにありがちな、問題が解決しないまま次つぎと問題が起こって、いくつもの問題がラストのクライマックスで一気に解決するカタルシスを期待しつつも、、眠いなぁ・・と。

 

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ときおり画面いっぱいのすばらしい映像と音響、BGMの迫力で気をもたせつつ、その【多問題一気解決】なクライマックスを待つ。

 

その脚本の妙?が、、無かった。

 

最後の最後まで救いがない。なんだこれ?結論ぼやかしてる?

 

いやいやフランス映画でもこんなのないぞ!!

 

これは作った人たちに文句言いたくなるわ!

ってことで以下文句w

 

プロデューサー、監督指揮者に愛が足りない。

いや、もっと言えば。

本当の愛を知らない人たちで作ってる。

百歩譲って、「愛を知らない人向け」に作ってる?

(今はそれがヒットするんだと勘違いしている?)

 

と言うのが見終わったときの率直な感想。

 

いっしょに観たうちのツマさんは「作った人がレプリカントなんじゃないの?」と辛口なコメントを述べておられましたw

 

 

 

前作にあった【絶望と刹那と愛】が・・無い。

 

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【例えて言うなら】

昔、旅先で行ったレストランのフルコース。お店は風変わりだったけど、すばらしい料理の数々。食べ終わった時には、豊かな風味を含んだ料理の数々+たくさんの創意工夫の中に、シェフの愛を感じるほど。

そこで、また食べたいと思ったまま30年が過ぎていつの間にか閉店。ところが新しいシェフを招いて新装開店とのこと。

 

うれしくてツマを連れて行ってみた。

メニューには昔の料理を思い出させてくれる個性的なコースがあって、さっそく頼んだ。30年前と同じような食材を使ったコース料理。食器もテーブルも店の内装も30年前よりもグレードアップしている感じ。

 

ところが、、出てきた料理には何かが足りない。まずくはないけど、食材ひとつひとつにかける手間が足りてないのか、ソースがダメなのか?下味がダメなのか?よくわからないけど。

2皿目、3皿目と食べていくと、(あれ?まとまりもない)

それでも最後のメインとデザートまで食べたら、大満足が待っているのか??と思ったら、最後まで単一な味付けと手間の掛け方が間違ってる料理を食べさせられてお腹はいっぱいになったけど、不満だらけ。

 

これって、大事な何かが足りなくない?

 料理への愛もお客への愛も無い。

 

すてきなお店なのに料理はダシが利いてない。塩味は塩だけ。サラダはマヨネーズだけ。食材は冷凍?なんとも単調な味付けでダシが利いてない。だからバランス悪い。野菜も肉も魚もどの皿もステキな盛り付けなのに満足感がない。

 

そんなコースを時間かけて、しっかり食べてしまった感じ。あぁ。。

 

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※こちらは拾い画像。もし、こんな見た目で、どのお皿の料理も美味しくなかったら、、ほんとガッカリすると思うんですねぇ。。

 

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帰宅して、冷静になって考えた。

①プロット(設定、世界観、主要人物)がすばらしい
②映像表現(特撮、音楽、音響効果も含む)がすばらしい。
③ストーリーに深みがない。。

結局、愛が足りないんだ。と結論づけているうちにちょっと別の考えが浮かんだ。

 

もしかしたら?

 

最初に書いた脚本のとっても、大事なところが何箇所もカットされてしまったか?

撮影された場面の極めて重要なところが何箇所もカットされてしまったか?

リドリーがOKを出した後、肝になるような場面が数箇所変更がなされてしまったか?

 

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と言うのは、話を盛り込み過ぎな感じがあって、どれもすっきりと解決しないなまま映画はエンディングとなる。

 

その盛り込まれた話の多くは【支配者層:被支配者層】のこと、体制批判、革命・独立とか。。そのあたりの場面は編集にあたって何か重要な部分が変更された?とか。。

 

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なんてことまで考えてしまった。だって主人公が7デッカード3で、ラストはデッカードの話でしめる。で、主人公のラストシーンはなんだかもやもや。。バランス悪し。

 

だからデッカードの逸話があと2,3はあったのではないか?とか、革命を唱えた連中との絡みがあったのか?などと、深読みした。

 

え?かばってる?買いかぶり??いやいや、それだけ好きなんですよ。

 

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少なくとも、前作のデッカードレプリカントを倒す時に痛みをともなっていた

それを観客も感じて感情移入していた。

 

もっと言えば、途中からレプリカントにも感情移入できた。

だからハトが羽ばたくときに目頭が熱くなったのに。。

 

 (おわり)

 

 

 

 

 

 

 

 

プログレ気分。

2017年の夏はプログレに明け暮れた。

 

始まりはライブイベントに出ないか?とのお誘いがきたのが今年の春で。

 

 

で立ち上げたユニット。プログポケッツ。

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PROG+POCKETSで「いつも心にプログレを」と名うったユニット。

ネーミングはメンバーのシノさんが考えた。

(造語なので英和辞典には載ってませんw)

 

かわいいキャラですが・・。

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まぁ70年代の音楽をやるってバンドはそれなりに人生のベテランなわけですw

 

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このユニットができるまでの話を少し。

 

実は5、6年前に某SNSで、プログレと言うマイナーな洋楽ジャンルをよーく知っている仲間たちと出会った。

そんな趣味仲間で「自分が好きな曲を演奏する」集まりをやろうと思った。
この「自分が好きな」と言うところが肝。

 

 カラオケにプログレの曲あればそれでもよかったんだろうけど、、無い(涙) あっても10分の曲が3分になってたり(泣) 

 

でもやりたい!

 

ということで、小さめのライブバーを安く借り切って、ひとり10分程度の「自分が歌いたい曲」をやる会とした。バッキングは基本的に私のギター1本+パーカッション。こういうギターでバッキングしますよ。先にyoutubeで伴奏の動画を見ておいてもらって、当日ぶっつけ本番。(これはセッションと言っていいのか?ちがうなぁ・・)

 

結果12人ほど集まって120分。入れ替えの時間を含めたらあっと言う間に3時間強の会となった。みんな楽しかったとの事で。

 

すでに6回ほどやっている。

 

これは4回目の模様


Another Room 4 [cover song session]

 

古いロックをやるバンドならけっこういるけど、プログレをやるバンドは少ない。

 

仮にセッションを企画してるお店で「ジェネシスの曲を歌いたい」と言って弾いてくれるところはまず無い。。やったところで、ほかのお客さんはポカン、、だろうしw

 

例えばルネッサンスの歌”と聞いてメロディーを口づさめる人は何人いるだろう?

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「るねっさーんす!」の方が圧倒的に知れてるw

 

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ルネッサンスの歌姫アニー・ハズラム(若いころw)

 

ファン(マーケット)の人数を考えたなら

 

J-POP>洋楽>70年代のロック>プログレ

 

と言ったところ。

 

要するに、平成生まれあたりから洋楽はどんどん聞かれなくなって、さらに「プログレ」人口となると稀少。

 

それと、アマチュアバンドがやらない理由に、プログレの楽曲の多くは歌も演奏も非常に難しいというのがある。

 

実際「いいね、やろう!」と言ったところで演奏が難しくて、おいそれとコピーできないものが多い。さらに言うと、当時の楽器や機材もほとんどない。(あっても高価で手が出ないorデジタル化された復刻版はわずかにあるが。。)

 

ここまで読んでいただいて「ふーん、どう難しいの?」と思った方はこの曲の冒頭を2分でいいので聞いてみてほしい。歌が始まるまでの長いイントロだけでも、、まともにコピーして演奏するのは難しい。


Tarkus - Emerson, Lake & Palmer [1971] (HD)

 


ってことでプログレと言っても、長いイントロや長い間奏をカットして歌の部分がメイン。それも生ギターで弾き語りで?という形で始めた。

 

で。この会の中心となってやってきたメンバー2人に

「せっかくだから、録音して形にしませんか?」と持ちかけた。

 

2人とも2つ返事(4つ返事?)でやることになった。

こちらがアコースティックにしたカバー曲。


キングクリムゾン「風に語りて」のカバー


I talk to the wind [king crimson cover]

 ※これは1stアルバム【クリムゾンキングの宮殿】の1曲目「21世紀の精神異常者(発売当時の邦題)」という曲の次(A面2曲目)に収録されている。21世紀のスキゾイドマン(今の邦題:分裂症or統合失調症)が、自分の中で、乖離してしまっている自分に語りかけている曲のカバー。

(この詩がまたいい。。でも尺は短くしてある)

 

ルネッサンス「Carpet of the Sun」のカバー


Carpet Of The Sun [RENAISSANCE cover]

 


まぁそんな中、「ライブイベントに出ませんか?」という話がメンバーにきた。

そしてこの夏にPROGPOCKETSが始まった。

 

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で。最初のミーティング(私は40分遅刻した、、汗)

まずは選曲にひと苦労。

 

今回は「お客さんを楽しませることを考えなきゃいかん!」と思えば思うほど3人とも悩む。。

なにせ、ふつうのお客さんが、プログレのダイジェスト版(?)を聞いて、どれだけ楽しめるのだろう?という所からのスタート。

 

それでも、名曲を。それでもやりたい曲を。

 

と言うことで。

 

キング・クリムゾンピンクフロイド、イエス、カンサス、ルネッサンスジェネシスは?とか、エマーソンは?とか、クイーンは?とか、じゃぁビートルズは?とか、思い切ってデビッド・ボウイは?とか・・・。

 

まぁいろいろ候補はあったけどライブの持ち時間は35分。

 

プログレは曲が長い。当然抜粋。ダイジェスト。カバーアレンジ。メドレー、、ってな感じで8曲。

 

5月から練習して、なんとか形になったのは最終リハのスタジオ。

 

さらに本番3日前に顔見知りのお店に行って無理やりミニライブ?ゲネプロ?をやらせてもらいましたw

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気がつけば7月の終わり。

夏真っ盛り。

 

場所は横浜の伊勢佐木町「クロスストリート」

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伊勢佐木町ブルースで有名な青江三奈さんの看板が有名。

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当日の模様。

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いざやってみたら、50代のお客さん中心だったこともあって、けっこう拍手をいただいた。

 

ライブの模様はこちらのダイジェストにて。


Progpockets live in sum. 2017

 

思いのほかウケタ♪ さすがにクイーンは知名度高い。

 

このルネッサンスはイギリスのバンドだけれど、なぜか?うちらのカバー曲は南米(特にブラジル)で再生回数が多い。(根強いファンがいるのか?)

 

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わずか660回ほどの再生ながら、ちょっと面白いデータだったのでまとめてみた。

 

 南米でくくると150回、欧州でくくると64回。なんだかサッカー熱みたいwブラジルがトップだし。

 

このユニット。次回は来春のライブ(未定)に向けて、またまたがんばってます。

 

久しぶりにスタジオに集まって新曲やってみたけど、、まぁ仕上げるのにはかなり時間がかかります。あははw

 

またまた特訓です。。