昭和の忘れもの。

1960年生まれの青ん坊語り。

アママミヤ、アマミヤ(奄美大島への旅ブログ:後編)

 

奄美大島へ行ってきました。(後編)

 

前編はこちら  

aonbo.hatenablog.com

 

美味しい串焼きに大満足のまま爆睡。

明けて二日目。

 

美味しい朝のバイキングをホテルでいただいた後、またまたレンタカーを借りました。

で。二日目は朝から海へ。

 

この旅の目的の二つ目は「シュノーケリング」でした。

ただ、この日は朝から風が強くて、沖に出られないとのこと。

 

仕方なく、シュノーケリングは諦めて、、浜辺で遊ぶことにしました。

 

奄美大島には美しい海岸がたくさんあります。

 

倉崎海岸へ。


倉崎海岸@奄美大島

 

それから足を伸ばして

ハートロック(ハートの形にくり抜かれた岩)を見に。

この岩?を見に行くのに、まずはお店の駐車場へ。

お店から林を抜けて行くんですが。。


ハートロック

この砂浜をずっと歩いて行った所に自由の女神が埋まってたらスッゲー驚いたわけですが、、もちろん違います(あぁ昭和なオヤジな発想)

 

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時間帯もよく(満潮だと見えない)可愛いいハートが見えました。

しかしまぁ、、風が強かったですww(嫌そう?)

 

せっかくなので、もっと足を伸ばそうと、午後はドライブで北に向かいます。

 

北の端には笠利崎灯台

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灯台の手前にカメさん。

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「夢をかなえるカメ」という。。浦島伝説が奄美にもあるんですね。

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こちらが太郎くんwそそ、浦島太郎。 

 

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 二人で記念写真を撮って、あやまり岬へ向かう。

 

その途中で奄美で一番美しいと言われる「土盛海岸」の看板をドライブの途中で発見!

細い道だけど、表示にしたがって「土盛海岸」へ。

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この海の透明度があまりにも素晴らしい。

魚が見える。シュノーケリングしなくても見えるw見えるw


domori

土盛海岸を歩いた時だけ凪となって、風はほとんど無くて水面越しにくっきり魚が見えた。

 

それから「あやまる岬」へ

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あやまる岬を見下ろせる所にある、昨年オープンしたというオシャレなカフェに。

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写真奥のかわいい屋根がカフェです。

「みしょらんカフェ」と言う名前で、Tシャツや特産品の販売、さらにフリーペーパーも置いてあって、地元の情報の発信もしているようでした。

 

あ、それと忘れちゃいけない、、このカフェのソフトクリームがとても美味しかった!

ソフトを食べて帰りのドライブ。

 

 

岬から海岸線をずっと南下してきたら、かなりオシャレなお店を発見。

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遅めのランチにしようと寄ってみた。

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ピザはハーフサイズで二つ。とても美味しかった!!

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ただ、接客から料理までが「しま時間」にてゆっくり。効率ばかりを優先している東京とは随分と違う。それが奄美のよさなんだと実感。

 

最後にもう1箇所。

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西郷南州謫居跡(さいごうなんしゅうたっきょあと)

あのセゴドンこと西郷さんが奄美で過ごした場所。愛加那さんと住んでいたとされる所。

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残念ながら閉園してたんですが、低い塀の外から撮影しました。だから家の中は見えないww

 

ちょっとわかりにくい場所にあって、結構住宅街やら川沿いの道やら迷って辿りつきました。そう言う時間も楽しかったです。あははw

 

夕方6時前にレンタカーを返して、ホテルに。

夜は居酒屋で飲んだので爆睡でごわす!

 

 

明けて三日目。

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帰る日の朝は小雨。しまバスに乗って空港へ。

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鹿児島空港経由でしたので、どうなることかと思いましたが、遅れることもなく無事帰宅。スカイマークの旅はリーズナブルで快適でした。

 

今回奄美大島を選んだのは

①夫婦ともに初めて訪れる国内名所

②浮世を忘れるほどの美しい自然がある所

③姪の結婚相手が奄美大島に縁のある人で、リアルに「いい所に違いない」と思ったこと

以上3つ。

 

次回は、のんびり奄美の南側も回ってみたいと思った次第。とりあえず行ったことない人にはオススメです。個人的には沖縄より良かったです。とっても昭和な島ですw

 

 

※最後に今回は、夫婦で能天気に楽しく奄美大島で遊んできましたが、ちょうどこの期間に九州地方の大雨で避難せざる得なかった方がたくさんいらっしゃいました。微力ながらお見舞い申し上げます。

 

 

 

 

アママミヤ、アマミヤ(奄美大島への旅ブログ:前編)

7月の初旬に奄美大島へ行ってきた。

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人生初。私が退院後元気になった記念とでも言おうか?

 

2019年7月初旬と言えば、テレビで連日 鹿児島、宮崎の大雨の被害を告げていた時期。

九州の南の奄美大島や沖縄は雨雲が無くずっと晴れマーク。。

一抹の不安を抱えたまま、フルムーンを超えた夫婦で行った奄美大島

そんな旅のブログを書いておく。

 

 

さて初日。朝6時前に出発する予定が夫婦して朝寝坊w

 

朝6:10 大通りに出て、なんとか流しのタクシーゲット!

飛行機の出発時刻を考えて、そのまま空港までタクシーで行くことに。まぁ寝坊の代償として初日から散財ww

 

07:10 平日の朝とは言え、タクシー飛ばし、無事空港着。f:id:aonbo:20190704183335j:plain

 

スカイマークの搭乗口を探す。奄美への便は、大雨の鹿児島空港乗り継ぎで行く。

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旅行代理店から案内された書類のバーコードを使って座席を確定。間に合った安堵感が空腹を知らせる。機内で食べる朝ごはんを買って搭乗。

 

「空弁」のノボリのお店でカツサンドを二つゲット。

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機内でツマさんと食べた。

 

写真奥に見える老舗のカツサンドより、浅草のが好みでした。(昔食べた浅草の「とん八」の味に似ていた。と言うかその再現?浅草の味?)

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思った以上に柔らかかったロース肉とソースとキャベツがイイ!
 

機内で呑気にカツサンドを食べながらの飛行。実は羽田ー鹿児島間で30分ほど遅れ。

 

10:30過ぎ 鹿児島空港着。奄美大島へは、この空港で乗り継ぎ。

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今度は1時間以上の離陸待ち。原因は霧による視界不良とのこと。

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鹿児島空港で頑張って咲いていた花。

とにかく鹿児島は2日以上前からの大雨続き。

 

しかしながら雨雲の通り道からちょっとズレた奄美大島はカラっと晴れてるとのこと。

 

11:00過ぎ。1時間ほど機内で離陸を待った甲斐あって鹿児島から出発。(脱出?)

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 12:00 着いた奄美大島は、無神経なほどに快晴!

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12:15  空港からバスに乗る。空港からレンタカーというのもアリだけど、今回はバスでホテルまで。

 

今回予約したホテルのある名瀬町のバス停までは1人 1100円。

そんな道中、日に焼けた高校生が10人ほど乗ってきたり、地元らしい高齢の女性が何人も乗っては降りていく。

 


しまバス

のどかな山合いを抜けてバスは走る。時折美しい海が見えてはまた山の景色に。

 

13:00 名瀬町の宿泊先ホテルにチェックイン。

そして近くの名瀬町のレンタカー屋へ。

 

今回の奄美大島での目的の一つが「大島紬」の工房へ行くことでした。

 

 

と言うことでレンタカー屋さんに行って半日、軽自動車を借りた。

予約なくても、うまいこと安い車を借りられたので安心して近くのカフェ?で遅めのランチ(^^)

 

ツマさんはしょうが焼きランチ、私はチキンカレーランチ。

どちらも美味しかった。出てくるまで20分以上かかったのには驚いたけど。

「コレがシマ時間だ。。」とツマさんに言ったら笑ってたw

そんなゆったりカフェを出て30分ほどのドライブ。

 

大島紬のはた織り体験ができる「夢おり庵」へ

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 そして初体験!はた織り〜♫


yumeori

ベテランの職人技はこちら。リズミカルです!


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夕方まで楽しんで、さらに最後はこんなスゴ技を見せていただき、美味しいお茶と茶豆まで頂いて、大島紬のはた織り体験は終了。

 

18:00 ホテルへ帰ってレンタカーを返しました。

 

19:30 夜の食事は串焼きの美味しい店へ。

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このトリわさのレア感!

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トマトなんだけど、トマトを超えた味!

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名瀬にある串焼きの名店「鳥重」

もちろん写真の串以外にもたくさんいただきました。正直言います!

どれも絶品!おすすめのお店です(^ー^)

 

明けて二日目。

美味しい朝のバイキングをホテルでいただいた後、再びレンタカーを借りました。

で。二日目は朝から海へ。

 

と、、 長くなってしまったので、美しい海のブログは後半へ。

 

奄美大島の旅のまとめ:前半]

①寝坊してタクシーで羽田へ。

②大雨の鹿児島空港経由で奄美大島へ。

③レンタカーで大島紬のはた織り体験。

④夜は串焼きに感激。(旅の楽しみは食事w)

 

 

(続く)

 

 

虹色のトロツキー

昨年の12月に会社を辞めてから半年くらいが経つ。

その間は4月にガンの手術をして無事退院。予後も良い。

まだ仕事に就くには体力が万全ではないけれど、日常生活もほぼ戻ってきた。

 

そんな中、時間があるので、ウン10年読んでいなかったマンガを読んだ。

 

虹色のトロツキー」は、亡くなった私の親友が愛読していたマンガだというのを思い出したこともあり。手がのびた。

 

虹色のトロツキー

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帯にも書かれているように日本とモンゴルのハーフの青年が主人公で、舞台は第二次大戦前の満州

 

日本の軍部のトップがどれだけひどいことをしてきたか、戦争はどれだけひどいことなのか、実在の人物を描きながら進む。また作中では「アカ」とか「露スケ」とか昨今では聞かない単語が会話の中に随所に出てくる。

 

描かれている当時の満州でのエピソードはどれも重く、辛く、そして切なく儚い。

 

ストーリーは史実、資料、調査などに基づいているらしいが、どこまでがフィクションなのか?1読者の私には、正直皆目わからない。

 

しかしながら全巻通して読んだ私の心にしっかりと刺さった。

 

作者の安彦良和氏に関してはウィキで詳しく書かれているので参考程度に読んだ。

 

最近では「機動戦士ガンダムORIGIN」(2019年6月現在NHKで放映中)の作者でもある。 

 

個人的には、かの名作「石の花」のような重さがあった。

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さてと。続けて「王道の狗」でも読むとしよう。