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FBの友人F氏の高評価に押されて手に取った本を読んだ。 高評価の通り、あまりによかったので、久しぶりの読書レビュー。 「ひとがた流し」北村薫著 学生時代からの女友達3人組。 〈千波〉は猫のギンジローと住んでいる現役の女性アナウンサー。 〈牧子さん〉…
昨年の12月に会社を辞めてから半年くらいが経つ。 その間は4月にガンの手術をして無事退院。予後も良い。 まだ仕事に就くには体力が万全ではないけれど、日常生活もほぼ戻ってきた。 そんな中、時間があるので、ウン10年読んでいなかったマンガを読んだ。 「…
ひと口に漫画と言っても、かなり広範囲な話だから、昭和も平成も令和も面白い漫画があるのはわかっているつもり。しかしつまらないものが増えた。漫画に限らずドラマも映画もつまらないものが増えた。すっごく増えたw 昭和のオヤジは手塚治虫、石ノ森章太郎…
年末年始の休みは毎年のことながらあっと言う間に終わった。 それでも、めずらしく長編アニメ「まおゆう」を見た。 映画も2本見たけれど、その話はまた別の時に。 「まおゆう」のタイトルは「魔王」と「勇者」に由来している。 魔王と勇者と言えば、どこぞの…
週末。ツマさんとの合流が夜9時頃になりそうだったこともあって。ひとりで映画を観た。 「冒険者たち」1967年仏映画。 アクロバット飛行(凱旋門をくぐる)のパイロット(飛行機インストラクター?)のアラン・ドロンエンジンを改造して、レースカーを作って…
攻殻機動隊をまったく見たことのない、読んだことのない人(or過去にトライしたけどわからなかった人)にも少しは興味が持たれているのだろうか? ハリウッドが実写版製作して4/7に公開。さっそく4/8に観てきた。 はじめに。攻殻機動隊が難解だとか、わからな…
(このブログは数年前に某サイトに投稿したものを編集したものです) それほど親しくない人から「趣味は何ですか?」と訊かれたら「バンドやっているので、ギターです」と答えると思うんだけど。 本当は人とのやりとりが好きなわけで。それがバンドだったり…
攻殻機動隊 S.A.C. 2nd GIG 役者はそろっている。 映像技術も最高。 音楽・音響もまちがいなし。 前作は大ヒット! さぞや脚本・監督の神山氏は大変だったろうと思われる。 テーマは表向き「難民の独立革命」だが、その実はかなり辛らつで深い。 劇中の言葉…
あっかんべェ一休 とんちで有名な一休和尚の半生記。 彼の出生~禅を学ぶ修行僧時代が上巻で下巻は独り立ちしてから大往生まで。 天才世阿弥の芸に対する苦悩が並列して描かれているのもまたおもしろい。時代の庶民の様相を交えながら描いている力作。 あの…
とんでもない野球。これぞ漫画ならではの世界!80年代にむかって登場したのは 超人野球。プロ野球選手もメジャーリーガーもとうてい、、かなわない。 「アストロ球団」 使った画像はゲームのものだけれど。 要するに「超人」「魔技」のオンパレード。壮絶な…
70年代になると貧しい家庭の主人公がスポーツでがんばって勝っていく姿は、少年たちの生活が豊かになっていくにしたがって指示されなくなってくる。 「ごく普通の少年の、ごく普通の野球漫画」 その中に友情や野球に対する情熱があれば、そこにはドラマがあ…
かの喜劇王チャップリンが無声映画からトーキー、つまりセリフを話すようになったことを自戒の念をこめて「これは映画界の堕落だ」と言ったらしい。 70年代になるとスポ根漫画の野球にもこの「堕落」がやってくる。 その代表格が「巨人の星」である。 貧し…
昭和のスポーツ番組と言えば相撲と野球とプロレスだった。 大人たちだけでなく少年たちはスーパースターの活躍に夢中になった。 少年たちは空き地を見つけては野球をやった。 雨の日は野球盤もやった。三角ベースという路地裏のミニ野球ごっこは全国的に同じ…
1960年私は生まれた。それから数年の間に誰もがテレビに夢中になった。 大宅氏によって”1億総白痴化”と言う言葉が流行ったのが1957年だったそうな。(wikiより) それから早60年近く経ってしまったけれど。私は60年代生まれなので世の中が白痴化の始まりのこ…