週末。ツマさんとの合流が夜9時頃になりそうだったこともあって。
ひとりで映画を観た。
「冒険者たち」1967年仏映画。
アクロバット飛行(凱旋門をくぐる)のパイロット(飛行機インストラクター?)のアラン・ドロン
エンジンを改造して、レースカーを作っているリノ・バンチェラ
鉄くずから、独自の芸術(オブジェ?)を作ってパリでアーティストを目指すジョアンナ・シムカス
夢の大きさに差はあれど、それぞれが明日の自分の成功に向かって生活している。
男女3人の間の愛と友情。3人それぞれに挫折があり、そこに訪れる宝探しの話。
財宝は?その行方は?そしてやってくる結末。
もちろんストーリーも面白いし、場面場面が心の琴線にふれるいい映画なのだけれど、なんと言っても魅力はこの3人それぞれと言っていい。
アラン・ドロンはどこまでもかっこいい。
リノ・バンチェラは渋カッコイイ!
ジョアンナ・シムカスは本当にきれいで、その振舞いもしぐさもファッションも可愛い。
夢に破れた後に3人で財宝を探し、それを手にするまでの話ならハリウッドでも描けただろう。
だけどその後の話~結末が、やっぱりフランスならではの話だよなぁ・・と思う。
ハリウッド映画はどれだけすごい画面(場面)を見せるか?にお金をかけるけれど、
フランス映画はどれだけ人物の心の動きを見せるか?に多くをさいているのがよくわかる。
今見たら、ふっと「天空の城ラピュタ」を思い出した。
うん十年ぶりに見た。やっぱり名作!