楽しいことを二つに分ける。
受動的楽しみと能動的楽しみ。
単純に「楽しいこと」と言う言葉で思い浮かぶのは何でしょう?
例えば日常的なもので「食の楽しみ」
どこぞのレストランで食べるとなれば、それだけでちょっと楽しそうです。
美味しい=楽しい これ間違いない。
だけど、おいしい料理を自分で作って食べる(or誰かにご馳走する)のはもっと楽しい。
※鍋料理は簡単。みんなで食べるとまた美味しい!
料理はちょっと失敗してもだんだんと「美味しい料理」に近づいていく。
この「だんだん」がとても楽しい。
つまり、レストランで食べる料理が受動的な楽しさで、作って食べるのが能動的な楽しさ。能動的な中には楽しさがいっぱい詰まってる!
ジャンル変わって料理じゃなくて、スポーツも同じ。
プロ野球観戦もW杯をテレビで見るだけでも楽しい。
だけど、自分と仲間が集まってできるスポーツはこれまた楽しい。
もちろんボーリングとかボンダリングみたいに1人でやるものだとしても、やっぱり見るよりやる方が楽しい。
楽器もいっしょ。
仲間で集まってやるバンド(ユニット)は上手い下手に関わらず基本的に楽しい。
これ、カラオケよく行く人はわかると思うんだけど、「仕込んでおいた(練習した)歌を歌う」とすっごく気持いい!
で。
歌も、生オケ(生バンドの伴奏)で歌うとさらに気持いい。ただし、カラオケの何倍も難しい。
※ほんとはカラオケだって上手に歌うのは難しいんだけどねw
難しいから、やっぱり練習した分楽しいんだわ。
これもプロの演奏家の音楽を聞くのとはまったく違う音楽の楽しさがある。
やっぱり能動的な方が楽しい。
ゲームに夢中なら、ゲームを作る側になってみる。
小説を読むのが好きなら、自分で小説を書いてみる。
映画を観るのが好きなら、動画を作ってみる。
才能があるとか無いとか、売れるとか売れないとか関係ない。
楽しいんだよね。
これすなわち 能動的な楽しみ。
「気軽で」「すぐ」楽しめるものには、厚みが無くて続かない。もっと面白いもの、もっとすごいものと求めていって、、やっぱり飽きる。。
すぐ飽きて、また他のことやって
出てくる言葉が「なんか面白いことなーい?」
これまさに現代病w
消費して消費してその時だけ楽しくて終わっちゃう。
大好きなことを、能動的に楽しむと、大変だけど奥が深くて、楽しさがずーっと続くと思うんだけどなぁ・・・。
※最近仲間と演った動画。アマチュア感満載だけど、とにかく楽しいw