昭和の忘れもの。

1960年生まれの青ん坊語り。

2016-01-01から1年間の記事一覧

ギター!楽器屋さんで何を弾く?

エレキギターを買いに楽器屋さんに行くのはいくつになっても楽しいものですね。 最近ではネットでいろいろと情報は得られるものの、やっぱり買う前に試してみたい。 で。勇気を出して「コレ弾いてみたいんですが・・・」と店員さんに言ったものの、、「はい。ど…

攻殻機動隊 3作品

攻殻機動隊 S.A.C. 2nd GIG 役者はそろっている。 映像技術も最高。 音楽・音響もまちがいなし。 前作は大ヒット! さぞや脚本・監督の神山氏は大変だったろうと思われる。 テーマは表向き「難民の独立革命」だが、その実はかなり辛らつで深い。 劇中の言葉…

新海監督作品ふたつ。

劇場用アニメ「君の名は。」が話題になっていますね。 FBのフレンドのOさんがこの監督の過去の作品について書かれていたので本作を観る前に二つばかり観てみた。 言の葉の庭 冒頭からまずまず映像がきれいで引き込まれる。アニメなのか?と疑うほどの背景に…

S・キューブリック監督 6作品

スタンリー・キューブリック監督と言えば鬼才とか異色とかいろいろ言われていますが、人(人間たち)が大好きなのはよくわかります。人にいろんな角度から光をあててそのバカさ加減を愛おしく描いているのがキューブリックだと思っています。 ロリータ ヒト…

「あっかんべェ一休」「バージョン」「石の花」坂口尚作品

あっかんべェ一休 とんちで有名な一休和尚の半生記。 彼の出生~禅を学ぶ修行僧時代が上巻で下巻は独り立ちしてから大往生まで。 天才世阿弥の芸に対する苦悩が並列して描かれているのもまたおもしろい。時代の庶民の様相を交えながら描いている力作。 あの…

「情婦」「あなただけ今晩は」ビリーワイルダー監督

ビリー・ワイルダーと言えば「アパートの鍵貸します」ですが。。

【スポ根漫画:野球編④】

とんでもない野球。これぞ漫画ならではの世界!80年代にむかって登場したのは 超人野球。プロ野球選手もメジャーリーガーもとうてい、、かなわない。 「アストロ球団」 使った画像はゲームのものだけれど。 要するに「超人」「魔技」のオンパレード。壮絶な…

【スポ根漫画:野球編③】

70年代になると貧しい家庭の主人公がスポーツでがんばって勝っていく姿は、少年たちの生活が豊かになっていくにしたがって指示されなくなってくる。 「ごく普通の少年の、ごく普通の野球漫画」 その中に友情や野球に対する情熱があれば、そこにはドラマがあ…

【スポ根漫画:野球編②】

かの喜劇王チャップリンが無声映画からトーキー、つまりセリフを話すようになったことを自戒の念をこめて「これは映画界の堕落だ」と言ったらしい。 70年代になるとスポ根漫画の野球にもこの「堕落」がやってくる。 その代表格が「巨人の星」である。 貧し…

【スポ根漫画:野球編①】

昭和のスポーツ番組と言えば相撲と野球とプロレスだった。 大人たちだけでなく少年たちはスーパースターの活躍に夢中になった。 少年たちは空き地を見つけては野球をやった。 雨の日は野球盤もやった。三角ベースという路地裏のミニ野球ごっこは全国的に同じ…

1億総文盲化?

1960年私は生まれた。それから数年の間に誰もがテレビに夢中になった。 大宅氏によって”1億総白痴化”と言う言葉が流行ったのが1957年だったそうな。(wikiより) それから早60年近く経ってしまったけれど。私は60年代生まれなので世の中が白痴化の始まりのこ…

後味悪いシンゴジラ。(ネタバレあり)

ネタバレ要素多々ありますので、まだ見て無い方はぜひ見てから。 冒頭からのカメラワーク、セリフの数々、ひとつの謎の提示。緊急会議の顔、顔、顔。。そして会議の発言はシニカルでリアル。ひきこまれました。スピード感が脚本、演出、編集、の力を感じます…