昭和の忘れもの。

1960年生まれの青ん坊語り。

この世界の(さらにいくつもの)片隅に

スポンサードリンク

 週末にツマさんと映画を観に行こうと話していたものの。。

いろいろ探してみても、なかなか決まらず。

 

結局、「この世界の片隅に」の長尺版を観てきた。

前回の短尺版は2017年の1月に観た。

 

aonbo.hatenablog.com

 

今回は2019年の2月に公開されたもの。

主な違いは ”白木りん”と言う女性の(↓画像右)エピソードが加わったこと。

f:id:aonbo:20200210095614j:plain

白木りんの話が加わると主人公の夫婦のエピソードがより深まる。

 

すずちゃんのヤキモチのなんて可愛いことw

 

前作ではちょっとわからなかった周作とりんの二人の関係がより細かくわかる。

(とは言っても、原作を読んでいれば、わかっていることなんだけど)

 

結果、2時間50分ほどの長尺版となったがとてもよかった。

 

2つの編集を見比べるもなく、この映画のテーマは戦時中の市民(庶民)の生活であり、”すず”という女性と、彼女を取り巻く数人の女性の内面がとてもよく描かれている。

 

まぁ、思ったとおり、前作と同じ個所で、涙腺崩壊。。

いや、正直に書くと、冒頭のコトリンゴさんの歌が流れてきた時、すでにウルウルきてしまった。

 

♪~ 悲しくて 悲しくて とても やりきれない

    このやるせない モヤモヤを 誰かに 告げようか~♪

 

大切な人が爆死してしまっても、明日はやってくる。

 

その明日もまた国益のために?多くの国民が死傷していく。

 

こんなバカげた、まさに本末転倒なことを人は何度も繰り返している。

 

それでも市民は明日を信じて、今日を生きる。

 

♪~この限りないむなしさの 救いはないだろうか~♪