昭和の忘れもの。

1960年生まれの青ん坊語り。

遠くに行きたい?生活が苦しいのに?

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今週のお題「遠くへ行きたい」

 

今年の秋には仙台へ行く予定があった。

楽しい演奏旅行にしようとうちのツマさんと、音楽仲間と計画していた。

 

そんな最中にコロナである。

 

 

もちろん日々のニュースで本当に大変な人たちの話が流れてくるから。

もっともっと大変な、「今日のご飯が食べられない」、「住むところが無い人」のことがたくさんいるのはわかっている。

 

とは言え、今までの生活で、ギリギリだった私は、毎月数万円の貯蓄を切りくずしながらなんとか生活できているのも事実。

 

とりあえず生活できているんだから文句言うな、と言われればそのとおり。

 

しかし、行政の対応のまずさ、遅さにはあきれるばかり。

 

この国で働く人をざっくり分けて

1割の富裕層、2割の中流、5割の庶民、2割の貧民としたなら。。

庶民の中の困った層にいる私は、今日、明日食べるご飯に困ってはいないけれど、苦しくなっているのは間違いない。

 

で、国(自治体)は今日のご飯に困っている人にどれだけ手を差し伸べたのか?

今日寝る場所に困っている人にどれだけ手を差し伸べたのか?

&食べるもの、住むところに困ってはいないものの、自粛生活の中、家計をやりくりして、貯蓄をくずしながら、しのいでいる人たちにどういう手を打ったのか?

 

「収入が半減したのなら手続きしてください」

 

え?3割程度減った人には手当なし?

家族の総収入が減った人には手当なし?

 

確かに1人10万円の給付はたすかる。

助かるけど、3月、4月、5月、6月の収入のマイナスはとてもじゃないけど足りない。

4ヵ月で10万って1日820円ほど。。

 

もし3月の下旬に届いていたなら、4、5月の自粛期間の足しにはなったけど。

なんだか4ヵ月で減った貯金を補って終了?の10万円が手元にきても、第二波がこないことを祈るばかり。

 

幸い、今のバイト先は倒産もしてないし、解雇も無いから、これはこれでありがたいけれど、1割の富裕層と2割の中流の人たちには、こんな話興味無いでしょう。

 

現代の日本社会の中で「それは、あなた自身が悪いんだよ。今まで努力してこなかったからだよ」と言う言葉ほど弱者に残酷なものはない。

 

こんな愚痴を吐く場所も、ネットの隅にしかない。

 

コロナによる緊急事態宣言は解かれたものの、今年は旅行に行く余裕なぞ無いのが実情だ。

 

「遠くに行きたい」という気持ちを忘れていたよ。

 

Go to キャンペーン?

少しは観光業界はにぎわうのかな?

夏にはどれだけの人が、お出かけするんかな?

 

ほんと第二波が来ないことを祈るばかり。